子育て情報『学習障害(LD)とは?学習障害の症状と種類別の特徴』

2017年7月8日 17:00

学習障害(LD)とは?学習障害の症状と種類別の特徴

そのため、筆算を書く際に桁がずれることも多くなります。

【算数障害の特徴】
・簡単な数字、記号を理解しにくい
・繰り上げ、繰り下げができない
・数の大きい、小さいがよく分からない
・文章問題が苦手、理解できない
・図形やグラフが苦手、理解できないなど


年齢別に見た学習障害の症状の現れ方

学習障害(LD)とは?学習障害の症状と種類別の特徴の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28208000748

学習障害は、本格的な学習に入る小学生頃まで判断が難しい障害です。子どもの成長速度は人それぞれ。「なかなか歩かない」「全然しゃべらない」といった子どもの行動の一つ一つは気になりますが、ただ成長がゆっくりである可能性もあります。

学習障害の人の中にはADHDや自閉症などの他の発達障害の合併症状を持っている人も多く、その場合は、乳幼児期に特徴があらわれる場合もありますが、合併が無い場合は、この時期にはっきりと判断をするのは難しいと言えます。ある程度知能が育ち、行動に特徴が現れやすい学習を始める小学生頃にならないと、学習障害とは判断しにくいのです。

特に乳児期は学習障害の特徴は見分けにくいといえます。他の発達障害の特徴として、抱っこされるのを嫌がる、視線を合わせない、言葉を真似する行為が見られないなどの症状がみられるなど、他の発達障害の症状を目安にし、学習障害の確実な診断は学習を始める年齢以降にするしかありません。


以下では年齢別に見られる学習障害の特徴を紹介します。幼児期の目安もあくまで他の発達障害を合併している場合です。

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就学前なので学習障害の特徴はまだ現れにくいですが、この頃から子どもは言葉を話し始めたり、学習を始めます。少しずつ学習障害の子の多くが持つ特徴が見えてきます。


【幼児の学習障害の特徴】
・言葉、文字を覚えるのが遅い
・折り紙が折れない、ボタンがとめられないなど手先が不器用
・身体の使い方がぎこちないなど

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小学生になると本格的に学習が始まります。勉強において特定の科目が苦手な場合や読み書きに困難がある場合、学習障害の可能性があります。

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