サプライズなんて不要! 勘違いイクメンの“ズレた気遣い”3つ
この夏休み、各地で多くの親子連れを目にしました。
最近は育児に積極的な男性も多いようで、張り切るパパたちの姿を見ることもしばしば。
しかし、よく観察してみると、あることに気づきます。
一生懸命活躍しようとしているパパたちの気遣いが、ママの思いと何となくズレているんです。 ママたちはちょっぴり、イライラ顔……。
今回は“パパのズレた気遣い”3パターンを紹介しながら、ズレを修正するためのコツを考えていきましょう。
●(1)「たまには出かけてきたら?」
『赤ちゃんの夜泣きでボロボロの私。毎日2時間半おきに起こされ、いつも寝不足でイライラ・ボンヤリしています。
最近は夫が「たまには子どもをおいて、どこかに気晴らしでも行ってきたら?」と言ってくれるのですが……。
あのね、私は家にいたいの!家で誰にも邪魔されることなく、10時間くらい眠り続けたいの!お前が子どもと一緒にどこかに出かけてくれよ! っていつも思っちゃいます』(20代女性/主婦)
出産直後の細切れ睡眠って、ママたちにとっては本当にツラいんですよね。
寝不足になりすぎて、心身のバランスを崩しかけてしまうこともあります。
そんなママたちが一番望んでいるのは、まとまった睡眠。だって、夜眠れていなければ、気晴らしにでかける元気も出せないんですもの。
それに、パパと赤ちゃんを家において出かけても、多くのママは赤ちゃんが気がかりでのんびりなんてできません。
「大丈夫かな、赤ちゃん泣いてないかな」とずっとそわそわ過ごし、落ち着かないまま早足で帰ったりするんですよね。
そんなママの気持ち、パパにはなかなか想像できないようです。
●(2)「俺の食事は気にしないで」
『落ち着きのない小学1年生男子、延々としゃべり続ける4歳女子、まだ目を離せない8か月の赤ちゃん。3人の子どもをワンオペで見なければならない夏休みは、本当に地獄でした。
ある日、夫がしれっと「お前も大変だな〜。今日ぐらいラクしろよ、俺の分の食事は気にしなくていいから」と言って、自分の分だけお弁当を買って帰ってきたんです。
はぁあああああ!?なんで自分の分だけなの? ってキレそうになっちゃいました。悪気は一切なく、心の底から善意でやってくれてることなので、かえってタチが悪いです』(30代女性/主婦)
「僕の分の夕飯を作らなくてすめば、ママはラクになるだろうな」