ASUSは26日、チップセットにIntel H110を搭載したMini-ITXマザーボード「H110I-PLUS」を発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は税込13,000円前後。ASUSが持つ5つの機能「5X PROTECTION II」を搭載したマザーボード。CPUへの供給電力を低遅延かつ正確に行えるデジタル電源回路や、メモリを過電流から守るメモリ用ヒューズ、チップセットや各種チップを過電圧から守る回路、静電気保護回路を搭載したLANポート、錆びにくいステンレス製バックパネルといった機能を備える。また、CPUファンとケースファンの回転速度を細かく設定できる「Fan Xpert 3」を搭載。CPUの温度が設定温度を超えたらファンの回転数を上げるといった設定などが行える。
2016年02月26日iPhoneの次期モデルと噂される「iPhone 5se」向けの専用ケースや保護フィルムがAmazon.co.jpに多数出品されている。「iPhone 5se」は、3月にAppleが発表すると話題の新型iPhoneだが、サイズや重量、デザインはもとより、名称さえ噂に過ぎないのが現状。Amazonの商品検索から「iPhone 5se」と検索すると、何件ものケースや保護フィルムが表示される。「iPhone 5se専用」としている商品が多いが、前述のとおりAppleから正式発表があったわけではないので、購入する際には注意が必要だ。
2016年02月25日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneの"ダイイングメッセージ"は当てにならないの?』という質問に答えます。***ダイイングメッセージとはあれですよね、サスペンス系の小説やドラマで被害者が亡くなる際に残す走り書き。多機能なiPhoneといえど人間ではありませんから、そこまで器用なことはできませんが、受け取りかた次第ではダイイングメッセージ的な機能もあります。それは、iCloud関連サービスのひとつ『iPhoneを探す』に含まれる「最後の位置情報を送信」です。この機能を有効にしておくと、iPhoneのバッテリーが尽きる間際、iPhoneの位置情報をAppleのサーバに自動送信してくれます。紛失や盗難により手もとを離れたiPhoneが確実に存在した場所がわかる、という点では重要な情報です。この機能を有効にするには、『設定』→「iCloud」→「iPhoneを探す」の順にタップし、「最後の位置情報を送信」スイッチをオンにします。iPhoneを紛失した後では手遅れですから、一種の盗難/紛失保険という意味でも、このスイッチはつねにオンにしておくべきでしょう。バッテリー消費量が大幅に増えることもなく、常時オンにすることによるデメリットは特にありません。ただし、この機能は完璧とは言えません。iPhoneのバッテリーが次第に消費され、電源が切れそうになるタイミングでは位置情報が送信されますが、それ以外はなにも起こりません。iPhoneはロック状態でもスリープボタン長押しで電源オフできますから、バッテリーが尽きる前に誰かに電源オフされてしまうと、位置情報が送信されないのです。電源オフのタイミングでも位置情報が送信されるしくみがあれば、この問題は改善されますが、それには今後のiOSのバージョンアップを期待するしかなさそうです。
2016年02月23日LINEは22日、iPhone向け「LINE」アプリ仕様の変更についてアナウンスした。それによると、アプリを最新版にアップデートすることで複数のiPhoneから同一アカウントにアクセスすることが不可能になったという。同社は、iPhoneおよびiTunesの仕様上、特定の条件をすべて満たした場合、複数の端末から同一アカウントへのアクセスが可能だったと説明した上で、22日に公開したiPhone向け「LINE」の最新版(ver5.10.0)で仕様を変更。該当の操作を行った場合でも、アクセスが不可能になった。また、ユーザーに対し、自身の端末の管理、登録メールアドレスとパスワードの管理を徹底するよう強く呼びかけている。該当する条件は以下の通り。アクセスの対象となるiPhoneを物理的に保有し、当該端末の認証パスワードがわかっていて、パスワード解除ができる状態であることPC(Windows/Mac)を用意し、当該端末からiTunesアプリケーションを使ってPCとiPhoneを物理的につないでバックアップ操作を行うことができる環境下にあること別のiPhone端末を用意し、当該端末のバックアップデータを展開し、LINEアプリを起動できた場合
2016年02月23日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「エラー53」でiPhoneが文鎮になるってどういうこと?』という質問に答えます。***パソコンでiPhoneを復元しているとき、「エラー53」というメッセージが現れ使用できなくなる現象は、iOS 9が公開されてから報告されるようになりました。なんらかの原因で操作もバックアップ復元も不能になったiPhoneは、重しにしかならない状況を揶揄して「文鎮」などと呼ばれますが、エラー53はまさに文鎮化宣告といえます。そのエラー53が発生する原因は、指紋認証機構(Touch ID)関連の不具合です。Touch IDを搭載するiPhoneは、アップデートまたはバックアップから復元する処理の過程で、正規のTouch IDセンサーかどうかシステムチェックが実施されます。Appleが想定しない方法でTouch IDモジュールが修理・交換され、その結果未確認または規定外のTouch IDモジュールが検出された場合に、エラー53が発生するのです。本件に関するAppleの考え方は、Touch IDはApp StoreやApple Payといった資金決済の手段に用いられるデバイスであり、Apple Storeあるいは認定修理業者以外での修理・交換は受け付けられない、というものです。しかし、有償での交換でしか対応しないというAppleの姿勢に納得できない一部ユーザは、米国で集団訴訟を起こしました。Appleはユーザに十分な説明と対策をしていない、ついてはアップデートを速やかに提供するか修理費用を負担せよ、との主張です。この問題に直面したAppleは、iOS 9.2.1アップデート版の提供を開始しました。パソコン(iTunes)経由でアップデートを実行すると、Touch IDにまつわる問題で"文鎮状態"に陥っていたiPhoneを復元することが可能になります。ただし、Touch IDの機能は無効化されたままですから、指紋認証を復活させるためにはApple Storeあるいは認定修理業者に修理を依頼するしかありません。
2016年02月22日○MacでiPhone/iPad用のアプリを管理する前回解説したiTunesで購入し、ダウンロードしたiOSアプリは、iTunesで管理できる。iPhoneへのインストールやiPhone上の表示整理も可能だ。今回はそれらを解説しよう。ダウンロードしたアプリはアプリボタンをクリックし、「マイ App」を見ればすべて確認できる。デフォルトではアプリの詳細情報付きの大きなアイコンで購入日順に並んでいる。右端の「App リスト」のところをクリックすると表示方法を変更できる。「App」側を選べばアイコンのみになり、並び順も表示順序などで確認できる。ここでアイコンの絵が抜けているものは、アプリそのものが見つからなかったもの。これらはApp Storeですでに配布終了になっており、iPhoneへのインストールは出来ないので注意しよう。「マイ iPhone App」と「マイ iPad App」はそれぞれiPhone用、iPad用のアプリで分類されている。対応しないアプリは表示されない。アップデートは、アプリの更新があった場合ここにアイコンが表示される。アイコンをクリックすると更新された新機能が確認できる。また、[すべての App をアップデート]をクリックすれば表示されたアップデータをまとめてダウンロードできる。○iPhoneと接続して同期、整理しようではiPhoneをiTunesに接続してみよう。iPhoneをMacに接続すると、メニューバーにiPhoneのアイコンが表示され、これをクリックするとiPhoneの詳細情報を確認できる。サイドバーには上にiPhoneの同期のための設定画面が配されており、下部では実際にiPhoneに中に何が入っているかを確認できる。ただし、iPhoneの中身は基本的に他のところで同期して管理するので、中身が見えても削除したりコピーしたりすることはできないので注意しよう。音楽の同期は26回で紹介した通り、プレイリストからチェックを入れて同期する。その他の項目も、メニューバーの各項目をクリックすると同期するためのページが表示される。チェックを入れて同期しよう。iPhoneのアプリに関しては少しだけ画面が違う。まず左側にはアプリの一覧が表示され、iPhoneに同期したいものはここで[インストール]ボタンをクリックすると、ボタンが[インストールする]という表示に変わり、右側のホーム画面へとアイコンが表示された状態になる。またすでにiPhoneに入っているアプリを取り除きたい場合は[削除]をクリックしよう。注意するのはこの時点ではアプリのインストールや削除はされておらず、最終的な[適用]ボタンを押したときにそれらの動作が実行される点だ。削除を押しただけでiPhoneをMacから外すと内容は更新されない。アプリ一覧の右側には、アプリのアイコンが並んだ画面がある。これはiPhoneのホーム画面そのものを表示してあり、ダブルクリックすると大きく表示できる。ここでアイコンを選んで[×]をクリックしてもアプリの削除ができる。またアイコンの並び替えをすれば、iPhoneの画面のアプリも同じように並び替えられる。アイコンを重ねるとフォルダーを作ることができる。この画面上で並び替えもできる。またホーム画面側をスクロールすると、フォルダーに収めているものが別々に表示されている。これらも大きく表示して削除したり順番を並び替えたりすることができる。画面下部にはファイル共有機能のあるアプリが表示されている。ここにはiPhoneにインストールされている一部のアプリが並んでおり、右側にファイル一覧が見える。これはアプリによってはファイルを扱うものがあるためで、そこで作ったファイルをiPhoneからMacに保存したり、逆にMacからiPhoneにファイルを渡すことができる。ファイルの受け渡しはドラッグ&ドロップだけで行われ、[適用]ボタンを押すことなく行える。アプリのインストール/削除をし、画面の整理ができたら、最後に必ず[適用]ボタンをクリックしよう。必要なものがインストールされ、iPhone上のアイコンの並びなども整理される。この方法を使えば増え続けるiPhoneアプリを見やすく管理し、ホーム画面などの編集もしやすくなるはずだ。
2016年02月19日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneでもノイズキャンセリングヘッドホンを使える?』という質問に答えます。***ノイズキャンセリングヘッドホンは、周囲の雑音を低減させることで音を際立たせるヘッドホンです。飛行機や地下鉄車内のように騒がしい場所でヘッドホンリスニングを行おうとすると、よほど密閉性の高い機種でないかぎり音量をかなり上げなければなりませんが、ノイズキャンセルを行えば無理に音量を上げなくても自然に再生できます。一般的なヘッドホンに比べると割高ですが、難聴対策に有効とされています。もちろん、iPhoneでもノイズキャンセリングヘッドホンを利用できます。iPhoneのハードウェア/ソフトウェアには依存しませんから、どのメーカーの製品についても同じことがいえます。使いかたは一般的なヘッドホンと変わらず、本体下部のステレオミニジャックに差し込むだけです。形状はさまざまで、オーバーヘッド型もあればインナーイヤー型(イヤホン)もあります。ただし、小型マイクで集音し逆位相の音を発生させるという機構上、部品数が増えるため、通常のヘッドホンより大きくなる傾向があります。なお、「ノイズキャンセリング」をうたうヘッドホンのすべてを利用できるわけではありません。通常、ノイズキャンセリング回路はヘッドホン側に搭載され、再生機器を選びませんが、一部のSONY製品(Walkman、Xperia)は再生機器側に搭載されています。その専用ノイズキャンセリングヘッドホンは、iPhoneなどノイズキャンセリング回路を積まない再生機器では利用できないため注意しましょう。ところで、次期iPhoneにはノイズキャンセリング回路が搭載されるという噂があるようです。真偽のほどは定かではありませんが、すでに音声通話時のノイズキャンセリング機能は標準装備されていますから、音楽再生に適用範囲を拡げることは自然な成り行きです。専用ヘッドホンを用いるかどうかなど詳細は不明ですが、期待してもいいのではないでしょうか。
2016年02月18日TBS・MBSアニメ公式オンラインストア「アニまるっ!」では、『アマガミSS+ plus』より、いつもと違う衣装をまとい、プレゼントを差し出す姿が可愛らしいヒロインたちの描き下ろしイラストを使用している特別感のあるアイテムをラインナップした。■RONSONタイフーンライターシリアルナンバー入りのRONSONタイフーンライターが、「アニまるっ!」にてシリアルナンバー入りの完全数量200個限定で販売。毎日身に着けるだけではなく、特製のアクリルディスプレイに飾ったりしても楽しめる一品となっている。絢辻詞、七咲逢、森島はるかの3ラインナップで、価格は各12,960円(税込)。■複製原画キャラファイングラフ A4プレミアムVer.アニメのイラストをもっと芸術的に! まるで一枚の絵画のような商品となっており、ポスターやタペストリーだけでは満足できない、ワンランク上をめざすファンのために特別に企画されたものとなっている。印刷は日本国内の美術館や博物館で国宝級作品の複製を作成する際などにも採用されている技術で、まるで絵画のような仕上がりとなっている。オリジナルの額縁に入れられており、メタルのシリアルプレート付きで、価格は15,120円(税込)。そのほか詳細は「アニまるっ!」の『アマガミSS+ plus』商品ページにて。(C)KADOKAWA CORPORATION ENTERBRAIN/アマガミSS+製作委員会
2016年02月16日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『ルールを守れない息子のiPhone、へし折るべきでしょうか?』という質問に答えます。***お子さんにiPhoneを買い与えたところ、ゲームやらSNSやらにハマって生活様式が変化した、学業が疎かになった、ということでしょうか? どのようなルールを設けたかは存じませんが、約束を違えたことが事実であれば主張するところは主張すべきでしょう。ただし、iPhoneをいきなり破壊するのは3つの理由で反対です。1つめは、ある程度使用したiPhoneにはお子さんの交遊関係のみならず、写真などの思い出が詰まっているということです。ルール違反については問うべきでしょうが、物理的に破壊するとそれらのデータは取り出すことが困難になります。ハードウェアの使用は制限できるとして、データ部分を永久に取りあげる権利は保護者といえどないはずです。2つめは、破壊が「下策」だということです。iOS 8以降のiPhoneであれば、「ファミリー共有」のもと息子さんのiPhoneを管理していることでしょうから、『iPhoneを探す(Find iPhone)』アプリで紛失モードにすればいいのです。管理権を持つ保護者以外はiPhoneをロック解除できなくなり、「反省文を提出するまで無期限ロックします」といったカスタムメッセージも表示できます。いきなりへし折るよりフェアで効果的ではないでしょうか。3つめは、経済的効果です。この時代、携帯電話なしの生活はかなりの不便を強いられますから、破壊したところで数カ月以内にはなんらかの端末を購入する可能性大です。そのとき、激情に身をまかせた破壊行為がいかに高く付くか、身をもって知ることになるでしょう。ところで、iPhoneを故意に破損させると、ディスプレイの表面に貼られた強化ガラスが粉々になります。破壊の状況によっては、細かい破片が部屋中に飛び散り、かなり危険です。また、フレームもそれなりの強度がありますから、後先考えずに投げつけると壁や家具が傷つきます。冷静になりましょう。
2016年02月15日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『壊れたiPhoneも下取りしてもらえるの?』という質問に答えます。***ここ日本では、一部のキャリアが「壊れたiPhone」の下取りプログラムを提供しています。ソフトバンクが実施する「故障端末買取キャンペーン」では、水没や重度の破損により電源が入らなくなったiPhoneでも、Tポイントの付与という形で買い取りを行います。このキャンペーンは、iPhone以外/他社取り扱いのスマートフォンも対象になりますが、申込時に同社との通信サービス契約がなければならず、買い取りは1人あたり最大9999ポイントまでという制限があります。改造している端末、基盤が断裂するレベルで破損している端末も買い取り対象外となるため、最後の手段という認識のほうがよさそうです。買い取り価格を追求するのならば、iPhoneを修理してから通常の下取りプログラムを利用したり、ショップへの売却を検討したほうがいいでしょう。フロントガラスの交換程度で済む場合には、下取り/買い取り価格が修理費用を大きく上回る可能性があります。故障したiPhoneの高価買い取りをうたうショップもあるようですから、調査する価値はあります。米タイム誌の情報によると、Appleみずからが故障したiPhoneの買い取りプログラムを実施するそうです(リンク)。米国で導入済の下取りプログラムを拡大する形で実施されるようで、支払いはApple Storeで使えるストアクレジットの形となりますが、下取り価格はiPhone5sが50ドル(1ドル=113円で約5,650円)、iPhone6が200ドル(約22,600円)、iPhone6 Plusが250ドル(約28,250円)ですから、修理費を考慮すると競争力ある買い取り価格といえそうです。ただし、同プログラムはAppleが正式に発表したものではなく、下取りプログラム自体が日本では未導入です。急ぐ場合には、キャリアや街中のショップが提供する買い取りサービスを選択することが現実的です。
2016年02月13日iPhoneを目覚まし時計代わりに利用している、というユーザは意外に多い。就寝時に枕元へ置くことが多いからか、好きな曲で目覚めたいからか、いろいろ考えられるが使いやすさも理由のひとつ。もう少し寝かせて、という場面でいい働きをする「スヌーズ」は、目覚まし時計としてのiPhoneの存在感に花を添えていることは確かだろう。しかし、寝ぼけ頭にアラーム機能は容赦ない。大きな音に反応しiPhoneを掴むところまではいいとして、音を止めるにはロック解除と即座に思いつけるほど頭は回転していないはず。いきおい、「タップしてスヌーズ」をタップしてしまい、スヌーズの連鎖に陥ってしまう。ふとんが恋しい季節に二度寝、三度寝は危険だ。うっかり「タップしてスヌーズ」をタップしてしまった場合、ロック解除して『時計』アプリを起動し、アラームを解除することがオーソドックスな対策だが、寝ぼけ頭にこれは厳しい。諦めてふとんから抜け出すにしても、スヌーズは時限爆弾のようなもの、いつ鳴りはじめるのか気になってしまう。スヌーズの時間が到来するまで待つのはイヤだ、落ち着かない、そう思う人は多いはずだ。いちど発動したスヌーズは、iPhoneの操作中(ロック解除時)は取り消せないが、ロック画面であれば可能だ。手順はかんたん、「スヌーズ中」と書かれた部分を左方向へスワイプし、現れた「×」ボタンをタップすればいい。ロック解除→『時計』を起動→アラーム削除という作業は寝ぼけ頭に厳しくても、スワイプとタップであれば負担にならないはず。意外に知られていないテクニックなので、これを機にマスターしておこう。
2016年02月13日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「iPhoneから送信」という署名、イケてないすか?』という質問に答えます。***末尾に「iPhoneから送信」と付けられたメッセージ、ときどき見かけます。署名をiOSの初期設定のまま使い続けているだけで他意はないのでしょうが、少しは工夫しろ、「iPhoneを使ってるオレ」アピールがウザい、などと批判的な意見をよく耳にします。ここまでiPhoneが普及してしまうと、またか、と思う人も多いでしょうから、他人の目が気にならないのであれば放置してかまいません。もっとも、文字入力するだけのことですし、電話番号やメールアドレスの記載がある署名のほうが相手から歓迎されます。イケてないかどうかはともかく、この際変更すべきではないでしょうか。作業内容は『設定』→「メール/連絡先/カレンダー」→「署名」の順にタップし、編集フィールドに表示された「iPhoneから送信」を変えるだけでOKです。ここで設定した内容が「署名」として扱われ、次回新規作成したメッセージに自動挿入されます。ところで、署名を変えるのであれば、せっかくですからひと工夫しましょう。技術的な話は省略しますが、iPhoneの『メール』から送信するメッセージに一部の機種依存文字が入ると、相手のメールソフトで文字化けを起こしてしまうため、強制的に文字コードがUTF-8のメールにしてしまおうというわけです。作業はかんたん。署名の文中にハートか四つ葉のクローバーといったUTF-8の記号を追加するだけでOKです。ハートは「はーと」、四つ葉のクローバーは「こまんど」と変換すれば入力できます。シンプルなわりに効果的ですから、まじないの類いと思い試してみてください。だからといって「iPhoneから送信(はーと)」にすると、かえって逆効果になりそうな気はしますが。
2016年02月11日KODAWARIが運営するiPhone/iPadアクセサリ専門店「SHOWCASE 秋葉原」は、高級木材を使用したiPhone 6用ケース「Miniot iWood」の半額セールを実施する。期間は2016年2月6日11時から7日20時まで。今回のキャンペーンは、高級木材を使用したiPhone 6用ケース「Miniot iWood」を通常価格(税抜10,290円)の半額で提供するというもの。SHOWCASE 秋葉原店限定の実施で、期間は2016年2月6日11時から7日20時まで。期間中はバレンタインギフトラッピングサービス(無料)もあわせて提供する。
2016年02月05日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneのカメラで覗かれる心配はありますか?』という質問に答えます。***最近のノートパソコンは、液晶画面の上あたりに小型カメラ(WEBカメラ)が内蔵されており、つねに操作者の顔を映し出せる状態にあります。ふだんカメラの機能はオフになっていますが、テレビ電話アプリなど静止画/動画の撮影を要するアプリを利用するとき自動でオンになります。この機能は、残念ながら悪用される可能性があります。近ごろ被害報告が増えた遠隔操作ウイルスのなかには、WEBカメラで撮影した映像を勝手にインターネットへ転送する機能が仕組まれたものがあり、そのようなウイルスに感染すると、パソコンの前にいる無防備な姿の自分が盗み撮りされかねません。iPhoneユーザにとっても、この話は他人事ではありません。ウイルス感染しなければ被害に遭うことはないものの、App Storeから悪意のプログラムが潜むサードパーティー製アプリを未来永劫完全に排除することは困難です。こちらをつねに向いてるカメラがあると聞いただけで、監視されているようでイヤだ、という人もいるのではないでしょうか。確実に盗撮を防ぎたい、という場合には安全確実な方法があります。FaceTimeカメラ(フロントカメラ)にシールを貼ってしまうのです。原始的な方法ではありますが、万が一ウイルスに感染することがあっても、レンズ部分が物理的に塞がれているため、離れた場所から撮影を指示することは100%不可能です。ただし、FaceTimeカメラを塞ぐと"自撮り"はできなくなります。FaceTimeでビデオ通話を行うときも、自分の映像を相手に届けることはできません。シールの接着剤がレンズに残る可能性もあります。その辺りのリスクを考慮したうえで、判断すればいいのではないでしょうか。
2016年02月04日スターバックス コーヒー ジャパンは、店舗で利用できるプリペイドカード機能を搭載したiPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus向けケース「STARBUCKS TOUCH Dance on the table」を3日より発売する。本体価格は税別4,000円で、別途1,000円以上のカード入金が必要となる。「STARBUCKS TOUCH Dance on the table」は、スターバックスの店舗で利用できるプリペイドカード「スターバックス カード」機能を搭載したiPhone 6シリーズ向けケース。非接触型のICチップを内蔵しており、本体をICカードリーダーにかざすことで、決済やチャージが行える。デザイナー吉田ユニさんによるオリジナルデザインで、コーヒー豆やコーヒー、ホイップクリーム、チョコレートソース、ハチミツなどがあしらわれている。
2016年02月01日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『子どもに「格安SIMのiPhone」を持たせるつもりですが、音声通話が気になります……』という質問に答えます。***もうすぐ春、春といえば進学・進級の季節……ということで、子どもにiPhoneを持たせるタイミングかな? と考えている親御さんも多いことでしょう。モデルにもよりますが、iPhoneでも「格安SIM」を利用しやすい環境が整いつつありますから、家計のためにこれを検討しない手はありません。まず突破すべき関門は「SIMフリーのiPhone」か「SIMロック解除したiPhone」、または「SIMロックのiPhoneでも使える(回線が同じ)格安SIM」を用意することですが、その際音声通話契約の有無を重視すべきです。音声通話契約のある格安SIMは、携帯電話番号が割り当てられるため通常の携帯電話として使えます。無料通話や月々定額の通話プランが用意されていないことが多く、音声通話の割安感には乏しいものの、110番や119番などの緊急通話を利用できることは大きな安心感です。より節約したい場合には、「データ通信専用SIM」がお勧めです。音声通話契約のあるSIMよりさらに安くなりますから、うまく使えば家計における通信費削減の切り札となります。音声通話は『050 Plus』などのIP電話アプリか、「LINE電話」といったSNSと連係する通話サービスを利用するという手があります。iPhoneユーザ間であれば、「FaceTimeオーディオ」も利用できます。ただし、緊急通報できない(サードパーティー製アプリを使えば警察に緊急通報することは可能です)、通知などの機能が音声通話契約がある場合(iOS付属の『電話』アプリを使用)に比べ見劣りする、といった難点があります。友人から「電話番号教えて」と訊ねられた場合にどうするのか、スマートフォンではない相手から電話で話そうと持ちかけられた場合にどう対処するのか、などのやり取りを想定しておく必要があるかもしれません。その辺りに自信が持てないのであれば、音声通話契約のある格安SIMを選ぶべきでしょう。
2016年01月31日○MacのiTunesからiTunesストアを利用しようiPhoneで音楽や映画を購入するにはiTunes Storeアプリを使うが、Mac上での購入はiTunes上で行う。iTunesのミュージックライブラリを表示すると、ツールバー真ん中の右端に「iTunes Store」というボタンがある。これをクリックすればiTunes Storeのミュージックが表示される。基本的に表示される項目はiPhone上のiTunes Storeと変わらない。「新着ミュージック」や「ニューソング」と行った項目も同じように、同じ内容が表示される。iPhoneではタブで分かれているランキングは右端に表示されている。トップページでは聞いてみたい曲にマウスカーソルを合わせると試聴が可能。また価格も表示されるので、ここからすぐに購入もできる。シングルでも複数曲が入っているものはクリックして内容を表示して購入できる。購入ボタンをクリックするとiTunes Storeへのサインインを求められる。すでにiPhoneで曲やアプリを購入しているなら、そこで使っているものと同じApple IDとパスワードを入力しよう。まだ利用したことがない場合でも、iCloudを利用しているならiCloudのIDとパスワードを入力し、カード決済などの情報を入力することで利用可能になる。ちなみに購入した音楽や映画、ミュージックビデオはプレイリストの「購入したもの」の中に入る。これらは前回のプレイリストの作成時にも利用可能だ。○その他のストアを利用する映画のレンタル、購入もiTunes Storeから行う。ミュージックストアを表示しているときに映画アイコンをクリックすれば、映画ストアが表示される。ここでもアートワークをクリックして詳細を見てから購入、レンタルが可能。「予告編」をクリックして予告を見ることもできる。画質についてはHD/SDを選択可能。SDの方が少し安くなっている。iPhoneではApp Storeアプリから行うiPhoneアプリの購入も、iTunesから行う。同じようにアプリアイコンをクリックするとApp Storeボタンが表示されるのでこれをクリックして表示しよう。[iPhone/iPad]ボタンで専用アプリを切り替えて表示できる。詳細ページでアプリの内容を表示して購入が可能。ここですでに購入しているアプリは[ダウンロード済み]と表示される。他にも大学の講座などを無料で利用できる「iTunes U」や本を音声で聞くことができる「オーディオブック」なども利用できる。普段は表示されてない項目は[…]ボタンをクリックするとドロップメニューで表示され、選択できる。また「編集」を選ぶことで、表示されていない項目を表示させることもできる。次回は音楽以外の項目をiPhoneとどのように同期するか、またアプリの整理について解説しよう。
2016年01月29日Apple関連で著名なあるアナリストの報告によれば、同社は今年2016年にリリースが見込まれる「iPhone 7 Plus」に相当するモデルにおいて「デュアルカメラ」を採用する可能性があるという。デュアルカメラにより物体の3D測定が可能になり、撮影後のピント合わせや切り抜き処理、距離測定が可能になるといった効果が期待できる。また光学2~3倍程度のズーム機能をサポートする可能性も指摘されており、カメラ関係での機能飛躍が期待される。同件は9 to 5 Macが、KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuoの最新レポートとして報じている。通常であれば、この手の噂は一歩ひいて話半分程度に聞き流すべきではあるのだが、Apple関係では比較的正確な情報を引き出してくるKuo氏のレポートである点と、記載内容にいくつか興味深い点があることで注目すべきソースになっている。以前にAppleはアレイカメラの技術を持つLinXという企業を買収しており、今回のデュアルカメラはそれを応用したものだと考えられる点だ。その仕組みやメリットの詳細については以前のレポートを参照してもらいたいが、最大の特徴は撮影品質を高めつつ、後処理でさまざまな効果を付与できる写真を取得できる点にある。同様の仕組みのカメラを持つスマートフォンとしてはZTEの「Axon」が知られているが、やはり高品質と「再フォーカス」可能な点をセールスポイントとしている。デメリットとしては撮影時に取得されるデータが通常のカメラ画像より多いうえ、後処理のために膨大なGPUパワーを必要とする点が挙げられる。筆者は2016年に登場するiPhoneの次期モデルで採用される「Ax」シリーズのプロセッサでは「GPUのさらなる強化や特定処理向けの回路増強」が行われると予想しているが、もしAppleがiPhoneでデュアルカメラ採用に動くのであれば、その的中率はかなり高まると考える。また現行のiPhone 6や6sのシリーズでは「本体背面にカメラモジュールが突き出ている」という構造上の問題を抱えている。もしKuo氏のいうように光学ズーム可能なレンズを抱えた場合、iPhoneのデザインがどのように変化するのかが気になるが、ASUSがZenFone Zoomで採用したHOYA製の「Cube」にみられるように、光学3倍ズームを可能にしながら比較的薄型を維持しているレンズユニットも存在し、工夫しだいではそこまで出っ張りの気にならないものを実現できるかもしれない。そして今回Kuo氏のレポートで最も注目すべき部分は「すべてのiPhone 7 Plusにデュアルカメラが搭載されるわけではない」と発言している点にある。Appleは「プレミア」に該当するハイエンド中のハイエンドモデルを製品ラインに設け、このプレミアムな機能としてデュアルレンズのシステムを提案するのだという。現在、Appleは4インチの廉価版にあたるiPhoneの派生モデルのリリースを計画していると噂されているが、これまで不動だったフラッグシップのiPhone製品においても、ディスプレイサイズ以外のSKUを追加する可能性が出てきたというわけだ。実際、筆者もAppleが今後2~3年でモデルの細分化や更新サイクルの変更を行っていくという噂を何度か耳にしており、Kuo氏のレポートもその動きをフォローするものとなっている。いずれにせよ、2016~2018年はAppleにとってもiPhoneにとっても大きな変革のタイミングになりそうだ。
2016年01月29日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『Apple Music、安くなりませんか?』という質問に答えます。***Apple Musicは個人契約が月額980円、最大6メンバーのファミリー契約が月額1,480円で固定です。ドル円の為替相場が大きく変動すれば見直させるかもしれませんが、競合サービスとの関係もあり、このまま据え置かれるものと考えられます。しかし、支払い方法を工夫することで若干安くすることは可能です。加入している間は月々の料金が発生するサブスクリプション型サービスですから、数パーセントでも節約できれば、年ベースではそれなりの金額となります。もっとも手軽な方法が、プリペイドカード「iTunes Card」の活用です。コンビニエンスストアや家電量販店では、時折iTunes Cardの割引セールを実施しますから、そのタイミングで割引率の大きいカードを購入しておくのです。そして『iTunes Store』アプリでiTunes Cardのコードを読み取り、残高がゼロにならない状態を維持していけば、カードの割引率ぶんを節約した支払いが続くというわけです。割引率はカードの額面とセールの条件にもよりますが、最大で10%程度を期待できます。還元方法は販売店のポイントであったり、iTunes Cardの額面に応じたiTunesコードであったりさまざまですが、家計トータルで考えれば節約になっていることは確かです。残高を気にしながらiTunes Cardを買いおきするのは面倒、という場合には「還元率の大きいカード」で支払いするという方法もあります。一般的なクレジットカードの還元率は0.5%ですが、1%、1.5%というカードも存在します。iTunes Cardと比べると実質割引率は見劣りするものの、購入や登録の手間を考えると悪い選択肢ではありません。
2016年01月28日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『機種変で現役引退のiPhoneもソフトウェアアップデートすべき?』という質問に答えます。***Appleは、iPhoneの発売後もしばらくの間「ソフトウェアアップデート」により機能の強化と改善を進めます。新機能も追加されますから、発売後も新機種に大きく見劣りせず使い続けられることが、iPhoneが支持される理由のひとつとなっています。そのソフトウェアアップデートですが、システム(iOS)の変更度合いにより「メジャー」と「マイナー」に2分できます。バージョン名の整数が増えるもの(例:iOS 8→iOS 9)がメジャー、小数点以下が増えるもの(例:iOS 9.1→iOS 9.2)がマイナーと分類され、注意すべきは前者です。メジャーバージョンアップの場合、画面の構成要素(UI)に大幅な変化が現れるとともに、描画機能などシステムの根本部分が刷新されます。外観がいいUIはより高負荷を要求する傾向にありますから、メジャーバージョンアップを機に高い処理性能を求める、言い換えれば「最新ハードウェアのほうが快適に動作する」現象を生み出します。一方のマイナーバージョンアップは、「メンテナンス」が主目的です。新機能が投入されることもありますが、それはメジャーバージョンアップ時から予定されていた機能が後送りされたものであることが多く、大半は不具合の解消やセキュリティ対策です。最新ハードウェアを要求するような、システムの負荷を大きく変える変更はありません。メジャーバージョンアップを行うと、旧モデルでは速度低下が気になる可能性があります。iPhoneはシステムを以前のバージョンに戻す処理(ダウングレード)が認められていませんから、バージョンアップしたら動作が"もっさり"で後の祭り、という話はよく耳にするところです。余生を音楽再生やリモコンで過ごす旧型iPhoneをメジャーバージョンアップしたところで、新機能は増えても操作にストレスが生じるようではかえってデメリットになります。現役引退の旧型機はマイナーバージョンアップに止めておいたほうが賢明かもしれません。
2016年01月23日○プレイリストを作ってiPhoneと同期しようiPhoneとiTunesの音楽はどのように同期されるか、まずはiPhoneとiTunesで音楽をどのように同期するかを見てみよう。iPhoneをMacのUSBポートに接続してiTunesと繋ぎ、「ミュージック」の項目を選ぶと「音楽を同期」という項目がある。ここでiPhoneに同期する音楽を選んでiPhoneに送ることができる。単純に同期にチェックを入れると、iTunesに入っている曲を全部入れることになる。ただ容量のバーを見てみると「空き領域不足」と表示されているのがわかるはず。これはミュージックビデオやボイスメモなど必要のないものを含んでいたり、そもそもiTunesで管理している曲が多いためだ。人によってはミュージックビデオやボイスメモを外しても容量が足りない場合もあるだろう。これでも同期はされるが、すべての曲は転送されないので聴きたい曲に限って入っていないということが起こる可能性がある。そこでプレイリストや分類を選んで、聴きたい曲だけを同期しよう。「選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、およびジャンル」にチェックを入れると、それぞれの項目にチェックボックスが表示される。ここでチェックを入れたものがiPhoneと同期される。ちなみに同じアーティストなのにアーティスト表記が違っていて分類が別になっていたりすることがある。曲情報は正確に入れるようにしよう。また、例えばThe BeatlesとB’zが同じ「Rock」(iTunes Storeだと日本語で「ロック」)になっていて、洋楽と邦楽がごちゃまぜになってしまったりする。これを分類するために、日本の曲には頭に「J-」などをつけるようにすると、このあとのプレイリスト作りで重宝する。同期するプレイリスト、アーティスト、ジャンルなどが決まったら[適用]ボタンをクリックしよう。選択した曲がiPhoneのミュージックアプリに入り、再生可能になる。○プレイリストを作ろうiPhoneに曲を同期することはできたが、曲順などはアルバム順だったりして少々味気ない。そこで自分の好みのプレイリストを作ってみよう。まず新規にプレイリストを作る場合。[ファイル]メニューから[新規]-[プレイリスト]で新規プレイリストを作成する。左下の[+]ボタンでも同じものを作れる。これで空のプレイリストができるので名前をつけよう。このプレイリストには音符のアイコンが付く。このプレイリスト「Favorite」に追加したい曲をミュージックリストから見つけてドラッグ&ドロップしていくと、プレイリストに追加される。あるいは選択した曲の[…]をクリックして表示されるメニューの「プレイリストに追加」からプレイリストを選んで追加することもできる。さらに複数の曲を選択した状態から[ファイル]-[新規]-「選択した項目からプレイリスト」でもプレイリストを作ることができる。次の作り方は「スマートプレイリスト」だ。これはある条件に合う曲をライブラリから自動的に集めてくるタイプのもの。プレイリストのアイコンでは歯車マークが付いているのがそれだ。例えばジャンルが「Rock」で製作年が「2000年より小さい」などの条件でプレイリストを作ることができる。こちらのプレイリストは曲目を自由に変更できないので注意しよう。もう一つ作ることができるのが「Genius プレイリスト」だ。これはある曲を選んで作成すると、他のiTunesユーザーの情報をもとに「選んだ曲と同じプレイリストに入っていることが多い曲」を手持ちの曲の中から自動的に並べてくれる。アイコンはGeniusマークが付く。意外な曲が集まることもありなかなか楽しめる。こうして作ったプレイリストは、前述のiPhoneのミュージックの同期項目に表示され、選ぶことでiPhoneに同期することができる。筆者がよく作るのは見に行ったライブのセットリスト。ライブの余韻を楽しむときや次の公演前の予習に最適だ。楽しいプレイリストを作ってみよう。
2016年01月22日iPhone 6の発売以来、Apple StoreでSIMフリーのiPhoneが扱われるようになり、2015年5月にはSIMロック解除に関するガイドラインが改正され、ユーザから申し出があったとき携帯電話会社はSIMロック解除に応じなければならなくなった。今後iPhoneでも「格安SIM」の利用者が増えることは確実な情勢だ。ただし、格安SIMにはいくつかの注意点がある。多くの場合、データ通信量に細かな制約を設け低廉な料金設定を可能にしているため、国内の一般的なプラン(7GB/月以下であれば自由にデータ通信できる)と同じ感覚で使用していると、通信速度が抑えられたり追加料金が発生したりという制約が生じてしまう。あれこれ工夫してデータ通信を節約しないことには、格安SIMのメリットを発揮できないのだ。格安SIMを使うときの基本として、モバイル回線の使用は必要最小限にとどめ極力Wi-Fi回線を使用するというものがあるが、それだけでは不十分だ。かといってモバイルデータ通信をオフにしてしまってはiPhoneの利便性が損なわれるため、設定の"勘所"を押さえる必要がある。まず、iTunes/App Storeの自動ダウンロードスイッチをオフにしよう。このスイッチをオンにしておくと、モバイル回線でアプリや楽曲などのコンテンツがダウンロードされてしまうことがあるからだ。WEBサイトのコンテンツをオフラインで読むための機能「リーディングリスト」についても、モバイルデータ通信をオフにしておこう。WEBサイトには画像が多数含まれるため、オフにしたほうがデータ通信量を節約できる。忘れられがちなのが「Wi-Fiアシスト」だ。Wi-Fiの接続状況が芳しくないとき、自動的にモバイル回線を利用して通信速度を稼ぐというiOS 9の新機能だが、気付かないうちに使用されるという点で格安SIMには危険な存在だ。オフにしておいたほうがいいだろう。
2016年01月16日○iTunesの使い方 その2iTunesに音楽を読み込もうiPhoneしかもっていない人は音楽はiPhoneで購入するか、YouTubeなどで聴いている人が多いのではないだろうか。しかしiTunesで販売されていない曲、YouTubeで見つからない曲はどうすればいいだろうか。MacのiTunesを使えば、iPhoneにこれらの音楽を読み込んで利用できる。まず手持ちのCDを読み込んでみよう。これに必要なのは、USB等で接続できる光学ドライブだ。前回紹介したAppleのSuper Driveはデザインも統一感があって良いが、価格的な部分やBlu-rayではないことなどを考えると、他社製のものを購入するのも良いだろう。筆者が使っているのはLogitecのもの。バスパワー(USBで給電できるもの)方式のものならACアダプタなどが必要なく便利だ。ほとんどのドライブは接続すればドライバなどをインストールしなくても使用できる。ドライブを接続したらiTunesを起動し、読み込みたいCDを入れてみよう。データがインターネット上のデータベースに登録されているCDであれば、自動的に曲名、アーティスト名、ジャンルなどのデータを読み込んで表示され、ダイアログでCDを読み込むかどうかを聞いてくる。[はい]をクリックすると読み込みが開始される。こうして読み込まれたCDは音符マークのアイコンをクリックすることで表示できる。ちなみに音楽の読み込みは特に設定を変更しなければAACエンコード(モノラル128kbps/ステレオ256kbps 拡張子は.m4a)のファイルになる。この設定はメニューバーの[iTunes]-[環境設定…]の「一般」タブにある[読み込み設定…]をクリックして変更できる。AIFFやAppleロスレス エンコーダを使うと高音質になるがファイルサイズも非常に大きくなるため、iPhoneに転送して使う場合は注意が必要だ。前回説明した「ビットレートの高い曲を次の形式に変換」という設定を同期時に使うようにしよう。○読み込んだ曲の情報それでは読み込んだ曲の情報を整理してみよう。iTunesで購入した曲にはちゃんとCDジャケットのアートワークが表示されるが、CDから読み込んだものにはつかない。また先ほどの曲データが入っていないものは、「不明なアルバム」という表示になってしまう。とりあえず読み込んだデータを整理してみよう。まずCDジャケットのアートワークは、ジャケット部分でコンテキストメニューを表示して「アルバムアートワークを入手」を選択。iTunesに登録されているCDなら、この方法でアートワークが登録されることがある。ただこの方法で見つからないこともあり、また他のアートワークが設定されてしまうこともあるので、その場合は他の場所から持ってこよう。もっとも使いやすいのはCDの多くが販売されているAmazonでWeb検索することだ。多くの場合、AmazonのCD販売画面にはアルバムアートワークも登録されている。まずはこれを探してみよう。次にiTunesで先ほどと同じ方法でコンテキストメニューから「情報を見る」を選択。今回はアルバムをまとめて編集するので複数の項目を編集するかというダイアログが表示されるので、そのまま[項目を編集]を選ぶ。するとまとまったCDの情報が表示される。ここでアーティスト名やアルバム名、作曲者、ジャンルなどを変更できる。今回はアートワークを変更するので、[アートワーク]タブを選ぶ。そしてSafariで表示しているアートワークをアルバム情報のダイアログに向かってドラッグ&ドロップすると、アルバム情報のアートワークに登録される。曲の個別情報を編集する場合は、アルバムの中の1曲を選んでコンテキストメニューから「情報を見る」を選択する。曲名がわからなかったCDなどはここで曲名、アルバム名、ジャンルなどを修正しよう。ちなみに[歌詞]のところは記入しておくと、iPhoneで再生時に表示できる。ただ自分で記入するのはとても大変だ。そこで利用したいのが「Lyrics Master」というソフトウェア。曲を再生するだけで歌詞をインターネット上の歌詞サイトから検索してiTunesのデータに書き込むことができる。こうしてCDのデータを編集していくと、アルバムアートワークが並ぶ綺麗なライブラリになる。面倒な作業だが、ライブラリを有効に使いたい場合には頑張っておきたい作業だ。次回は取り込んだCDの曲やiTunesで購入した曲をまとめてプレイリストにしてiPhoneに同期してみよう。
2016年01月14日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneが減産されるとなにか影響はありますか?』という質問に答えます。***2015年末あたりから、iPhoneが減産されるという報道が続いていますが、Appleによる発表ではありません。とはいうものの、ウォール・ストリート・ジャーナルなどの大手紙は複数の情報筋からのリークを入手しており、Appleのみならずサプライヤー各社の株価も下落傾向にあることから、"火のない所に煙は立たぬ"ともいえそうです。iPhone 6s/6s Plusの販売状況が反映された第1四半期決算(2015年10-12月期)は、1月下旬の発表が予定されています。発売直後は好調が伝えられていましたが、1年前の四半期決算と比べれば、前モデルのiPhone 6/6 Plusと比べてどうかがはっきりします。iPhoneは、Appleの売上高の60パーセント以上を占める主力製品です。潤沢なキャッシュを保有するAppleのことですから、iPhone 6s/6s Plusの販売状況が見込みを下回ったとしてもいますぐ経営に影響することはないでしょうが、株主からの要求が厳しい米国企業ということもあり、減産とあわせて売上高減少を補う施策を検討している可能性は高そうです。4インチモデルの投入が噂されていますが、この状況に照らすと信ぴょう性が高まります。iPhoneユーザへの影響ですが、まったくないとは言い切れません。もし、4インチモデルなど想定外の新機種が9月までに投入されるのであれば、「フルモデルチェンジの翌年にはsが付いたほぼ同じデザインの機能向上版が投入される」というパターンが崩れます。逆に、次のモデルで挽回しようと新技術を前倒しで投入してくる可能性も考えられます。次のiPhone(iPhone 7?)をより魅力ある製品に仕上げれば、新規需要のみならず買い換え需要も喚起できることでしょう。iPhoneのモデル数が増えることより、こちらのほうが既存iPhoneユーザにとっては朗報かもしれません。
2016年01月11日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『スマホ通信料金値下げでiPhoneの使いかたは変わる?』という質問に答えます。***日本のスマートフォン料金が変わりそうです。総務省は昨年12月、「スマートフォンの料金負担の軽減及び端末販売の適正化に関する取組方針」を策定、必要な措置を携帯電話事業者に要請しました。内容はいくつかに分けることができますが、利用者の金銭的な負担軽減が趣旨であり、有り体にいえば"値下げ要請"と受け取ることができます。これを受けて、iPhoneを扱う携帯電話事業者も動き出しました。ソフトバンクは「スマ放題」と「スマ放題ライト」向けに、データ通信量が1GB/月の「データ定額パック・小容量(1)」を2016年4月以降に追加すると発表しました。2年契約の場合、通話料・通信料の合計額は基本プランにスマ放題ライト(通話し放題ライトプラン)を選択していると4,900円/月~、スマ放題(通話し放題プラン)の場合は5,900円/月~となります。従来はデータ通信量が2GB/月のプラン6,500円/月が下限だったことと比べると、割安感があります。au/KDDIとNTTドコモも同様のプランを導入すると見込まれており、いずれこの流れがiPhoneユーザ全体に波及することは確実といえます。いきおい、1GB/月のプランに収まるような使い方を追求するユーザも増えることでしょう。具体的な方策としては、Wi-Fiをつねに有効にして使うことが第一になるでしょう。ほかにも、音楽ストリーミングサービスはあらかじめ自宅でダウンロードしておく(キャッシュを再生する)、動画配信サービスの利用は自宅だけにしておく、ふだんはモバイルデータ通信をオフにして使うなど、モバイル回線を極力使わないことの徹底が求められます。とはいえ、iPhoneの使い方そのものが大きく変わるとは思えません。通勤・通学の友として毎日iPhoneを利用している場合でも、少し意識を変えるだけで1GB/月の範囲に抑えることは可能でしょう。
2016年01月10日○iTunesの使い方 その1iPhoneを完全バックアップしよう!今回からMacに音楽を取り込んだり、iPhoneのバックアップを行う「母艦」として活用できるソフト「iTunes」を解説しよう。iPhoneはiTunesと一緒に使うことで、もっと便利に利用できるようになる。iTunesは音楽再生・管理ソフトで、購入した音楽CDを光学ドライブにセットすると、ネット上から楽曲データを読み込み、データ化することができる。現在のMacには光学ドライブがついた機種は無くなってしまったが、Apple USB SuperDriveや他社製のBlu-rayドライブを繋げば利用可能だ。またiTunesはMac上でiTunes Storeを利用するプラットフォームにもなっている。音楽、映画の購入だけでなく、iPhone用のアプリもここから購入できる。そしてiPhoneユーザーにとってとても大事な機能は、iPhoneのデータ用母艦としての機能だ。iPhoneだけを使っている場合、iPhoneのバックアップはiCloud上に取ることができるが、バックアップできる内容がiTunesとは異なる。iPhoneのデータを丸ごとバックアップしたいのなら、iTunesを利用することとなる。またiTunesに取り込んだ音楽データをiPhoneに取り込むことができるので、今まで自分が持っていた音楽CDの曲もiPhoneで利用可能になる。iTunes Storeにもたくさんの曲があるが、昔のすでに廃盤になっているような曲は購入できないものも多い。またレンタルCDを借りてきて取り込めば、iTunesで購入するより安上がりだ。iPhoneにインストールするアプリを管理したり、ホーム画面のアプリの並びを編集することもできる。Mac上の音楽管理だけでなくiPhoneの母艦としての機能こそが、今のiTunesの本質と言っていいだろう。○まずはiPhoneをバックアップしてみようまずはiPhoneを接続してバックアップを取ってみよう。iTunesを起動して、MacのUSBポートにLightningケーブルを接続してiPhoneを繋いでみる。するとツールバーにiPhoneのアイコンが表示される。アイコンをクリックすると接続したiPhoneの概要が表示される。最大容量やシリアル番号、電話番号、OSのバージョンなどが確認できる。ここでOSのバージョンが低い場合は[アップデートを確認]をクリックして最新OSにアップデートしたり、iPhoneを初期化したい場合は[iPhoneを復元…]をクリックして初期状態に戻すこともできる。大事な部分は「バックアップ」の項目だ。iCloudにしかバックアップを取っていない場合、「自動的にバックアップ」の「iCloud」にチェックが入っているはずだ。ここでフルバックアップを取るには「このコンピュータ」にチェックを入れ、さらに「iPhoneのバックアップを暗号化」にもチェックを入れて、パスワードを設定してバックアップを取ろう。ここで暗号化のチェックをつけていれば、LINEのログなどもすべてバックアップされ、機種変を行ってもそれらのデータを引き継ぐことができる。バックアップからの復元は「手動でバックアップ/復元」の[バックアップを復元…]をクリックすると、これまでバックアップしたデータを見ることができるので、復元したい日付のデータを選んで復元しよう。「オプション」項目ではその他の同期時の内容を設定できる。例えば「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」にチェックを入れておくと、自宅に帰ってきてiPhoneがMacと同じネットワークにWi-Fiで接続され、なおかつ充電状態になったときにデータを自動的に同期する。他に「ビットレートの高い曲を次の形式に変換」にチェックを入れておくと、大きな楽曲データを小さめのデータに変換して同期できる。これらのチェックを入れてから、右下の[同期]ボタンを押すと、iPhoneの内容をiTunesに保存したバックアップに同期する。同期ボタンを押すことで常に最新のバックアップが保存されるようになる。これでiPhoneのバックアップが完了した。iPadなどその他のiOS機種でも同じようにiTunesに接続して別々にバックアップ、管理ができる。これで新型iPhoneに乗り換えるときでも、iTunesに接続して「バックアップから復元」すれば、今まで使っていたiPhoneと全く同じ状態で新型を使い始めることができる。次回はiTunesに音楽を取り込んで管理し、iPhoneに取り込んでみよう。
2016年01月08日スペックコンピュータは7日、防水iPhoneケース「WETSUIT Impact for iPhone 6s/6・iPhone 6s Plus/6 Plus」を発売した。価格(税込み)はiPhone 6/6s向けが税込み9,180円、iPhone 6 Plus/6s Plus向けが10,260円。「WETSUIT Impact for iPhone 6s/6・iPhone 6s Plus/6 Plus」は、防水・防塵・防雪・耐衝撃性能を備えるiPhone 6/6s/6 Plus/6s Plus向け保護ケース。装着したままでも指紋認証機能「Touch ID」や感圧タッチ機能「3D Touch」を利用できる。サイズは、iPhone 6/6s向けがH150.1×W77.3×D11.9mm、iPhone 6 Plus/6s Plus向けがH170.1×W88.2×D11.9mm。カラーバリエーションは、それぞれブラッケストブラック、シルバーテイル、エレクトリックオレンジの3色展開。
2016年01月07日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneに付属のイヤホンを使ってますが、なにか?』という質問に答えます。***なにか? といわれても困ってしまいますが、周囲の方が困惑しているかもしれませんよ、とだけお伝えしておきます。「困惑している」とは、音漏れのことです。iPhoneに付属のイヤホン「EarPods」は、音漏れしにくい密閉型ではなく、オープン型としての特徴を持ち合わせているため、若干ですが音漏れします。混雑した車内で音量を上げれば、漏れ出すシャカシャカ音に隣の人はいら立つかもしれません。EarPodsは、耳穴手前にある凹形の空間に収まる構造で、カナル型イヤホンのようにイヤピース(耳穴に直接触れるクッション役の素材)を選ぶ必要がありません。そのため装着感の軽さというメリットを得られますが、耳穴を完全に塞ぐことはなく、音漏れを完全に防ぐことも外部の音を完全に遮断することも困難です。反面、周囲の音がある程度聞こえますから、車内アナウンスが聞こえなかったために駅を乗り過ごす、といったトラブルに遭いにくくなります。つまり、満員電車など他人と密着しかねない場所での利用は注意したほうがいいものの、ある程度距離をとれる場所であれば気軽に使えるイヤホンとして重宝する存在といえそうです。それに、若干音漏れすることと音質がそれなり(音のよしあしは個人差がありますから他製品と聴き比べてください)ということを除けば、EarPodsのコストパフォーマンスは抜群です。小型マイク内蔵のリモコンが装備されており、曲操作はもちろんのことカメラのシャッターを切る用途にも使えます。丈夫で断線しにくく、汚れにくいこともポイントです。コンパクトなキャリングケースも付いてきますから、これはこれでひとつの選択だと思いますよ。
2016年01月06日今年9月ごろに発表されるとみられる次期iPhoneに関する噂が出始めている。信憑性に関してまだ疑問符がつくものの、iPhone 7 Plusでは現行世代よりもさらに大容量のバッテリとストレージを搭載する可能性があるという。同件は、MacRumorsが報じている。もともとの情報は中国のMyDriversというWebサイトが報じたものであり、同サイトは、以前「iPhone 7C」の名称で4インチ版iPhone登場に関する話題を紹介したことで知られている。それによれば、5.5インチ版の後継モデルにあたるiPhone 7 Plusでは256GBのストレージオプションが用意され、さらにバッテリ容量はiPhone 6s Plusの2,750mAhから12.7%増の3,100mAhに増量されるという。ただしMacRumorsが指摘しているように、現行のストレージオプションは16GB、64GB、128GBの3種類で、これに256GBが4つめのオプションとして加わるのか、あるいは16GBのような低容量モデルが廃止されるのか、といった部分での疑問が残るという。また、バッテリ容量を増やすということは本体の体積が増えることを意味しており、この場合に本体の薄さを維持できない。ただ、現状で出てきているほかの噂を加味する限り、薄さに関しては現状のままか、若干薄くなる方向を目指す可能性のほうが高いため、ここでいわれるようなバッテリ容量増加は難しいのではないかと疑問を呈している。いずれにせよ、MyDriversの情報自体に実績がなく、情報の信憑性に疑問符がついているため、「こういう噂もある」程度に考えていたほうがいいのかもしれない。
2016年01月05日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『左利きだとiPhoneは使いにくいの?』という質問に答えます。***基本的にiPhoneは左右対称デザインですが、上下のボリュームボタンやスリープボタン、サイレントモードの切り替えスイッチについては非対称です。背面上部にあるメインカメラ(iSightカメラ)も、左端寄りに設置されています。その意味でiPhoneは、左右どちらの手で構える/操作するかにより差が生ぜざるをえないデバイスといえるでしょう。ただし、「ユニバーサルデザイン」により性別や年齢、国籍を超えた操作性/使いやすさを目指すという点において、iPhoneはよく考えられています。たとえば、指紋認証機能のTouch IDは、左右のどちらの手の指でも(その気になれば足の指でも)登録でき、使い勝手に関して差はありません。『メール』アプリで不要なメールを削除するときのフリックも、左右どちらの方向にも変更できます。これらの機能は、ユーザの利き手を意識した結果でしょう。アプリアイコンの配置ルールも基本的には左右対称なため、利き手の違いによる差は生じにくくなっています。通知センターやコントロールセンターを表示するためのツマミは、画面の中央に配置され、左右どちらの手を使っても差は生じにくくなっています。3D Touch対応機でアプリアイコンを押すと表示されるメニュー(クイックアクション)も、アイコンの位置に関係なくつねに画面中央寄りに表示されるなど、利き手の違いによる操作性の差を生じさせにくくなっています。残念ながら、完全左右対称デザインのアプリは多くありませんが、キーボードの表示位置を画面右寄り/左寄りから選択できる『片手deキーボード』のように、左利きユーザを意識したサードパーティー製アプリも存在します。スリープボタンの位置などハードウェアは変えられませんが、カスタマイズをくわえることで左利きユーザでも快適に使えるようになるのではないでしょうか。
2016年01月05日