ジバンシィ(GIVENCHY)が2016春夏コレクションの広告キャンペーンビジュアルを公開した。キャンペーンビジュアルが撮影されたのは、メゾンが敬愛する街、ニューヨーク。リカルド・ティッシは同ビジュアルのコンセプトをニューヨークへの「LOVE CARD(愛のメッセージ)」とし、写真家のマート・アラス&マーカス・ピゴットによりカードのような美しいビジュアルに仕上がった。モデルにはマリアカルラ・ボスコーノ、ミランダ・カー、ジェマ・ワードら錚々たるトップモデルたちを起用。ニューヨークの街を背景に、黒と白のコントラストでジバンシィの世界観を表現しながら「LOVE」「ギャング」「ファミリー」といった力強いメッセージを表している。動画引用元: (ジバンシィオフィシャルYouTube:
2016年02月09日富士ゼロックスは2月8日、免税店舗向けにドキュメントハンドリングソフトウェア「DocuWorks」を使って免税販売関連帳票を自動作成する「免税販売支援ソリューション」を同日より販売開始すると発表した。免税販売支援ソリューションは、「購入記録票」「購入者誓約書」の迅速な作成を支援するもので、専用スキャナでパスポート情報を読み取ると、スキャンされた情報とあらかじめ設定した店舗情報が記入された免税帳票が業務ソフトウェア「免税販売支援ツール for DocuWorks」によってPC上に自動生成される。この際、同ソフトウェアが、パスポートに掲載された国籍を判別して、英語・中国語・韓国語などの購入者の出身国に合わせた言語で帳票を作成。パスポートスキャナで読み取れない入国日や在留資格は、PCから入力して印刷するモードと帳票印刷後に手書きで記載するモードを選択でき、免税帳票発行にまつわる作業を効率化できる。価格は、「DocuWorks 8日本語版」が1万5800円、「免税販売支援ツールfor DocuWorks」が5万円、パスポートスキャナ(デンソーウェーブ QK30-OP-U)がオープン価格となっている(いずれも税別)。
2016年02月09日オリエンタルランドはこのほど、4月1日から「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」のチケット料金を値上げすることを発表した。今回の価格改定で、「1デーパスポート」は大人6,900円が7,400円に、中学・高校生6,000円が6,400円に、幼児・小学生4,500円が4,800円になる。○昨年「スティッチ・エンカウンター」などオープンこの1年間、東京ディズニーランドでは、アトラクション「スティッチ・エンカウンター」(2015年7月)、ナイトパレード「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」(2015年7月)、アトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」スペシャルバージョン(2016年2月)を導入してきた。また東京ディズニーシーにおいても、ミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」(2015年4月)をオープン。さらに、2パークにおいて快適な環境づくりに向けた改善を行ったという。○今年は新ミュージカルショーなどスタートまた2016年には、東京ディズニーシーにおいて、レビューショー「ビッグバンドビート」のリニューアル(4月15日)、新ミュージカルショー「アウト・オブ・シャドウランド」(7月9日)がスタートするほか、東京ディズニーランドでは、新キャラクターグリーティング施設ならびに新飲食施設(秋~冬)がオープンする。「今後も、テーマパーク価値向上により創出されたキャッシュを、ハード、ソフトの両面に投資し、更なるクオリティの向上を図ることで、ここだけでしか体験することができない魅力に満ち溢れた世界で唯一のテーマリゾートを目指し、更なる成長をしてまいります」と同社。○価格改定は3年連続チケットの価格改定は2015年4月以来で、3年連続となる。そのうち2014年4月1日は消費税率が8%になったこと、2015年4月1日は東京ディズニーランドのデイパレード「ハピネス・イズ・ヒア」(2013年4月)や、アトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」(2013年5月)、ナイトエンターテイメント「ワンス・アポン・ア・タイム」(2014年5月)、東京ディズニーシーのアトラクション「ジャスミンのフライングカーペット」(2011年7月)や、「トイ・ストーリー・マニア!」(2012年7月)導入などを理由としている。※価格はすべて税込
2016年02月09日Umbrella Companyは、Pure Dataによる無限の可能性を持つCritter&Guitariのポータブル・シンセサイザー「Organelle(オルガネラ)」の国内出荷を開始した。価格は税抜6万9,000円。同製品は、独自のPure Dataサウンドエンジンと、Cortex A9 プロセッサー(1GHz)、512 MB RAMを装備した新しいスタイルの鍵盤楽器。Pure Dataで制作されたパッチを読み込むことで、Organelleをシンセサイザーやアルペジエイター、シーケンサーやドラムマシン、さらにサンプラーやエフェクターとしても使用することができる。また、USB端子に周辺機器を接続することで、USB-MIDI機器との接続のみならず、Organelleをコンピューター本体として機能させ、Pure Dataのパッチのデザインやモディファイも行える。新たなPure Dataパッチは、メーカーのWebサイトや、ユーザー・コミュニティーより入手が可能となっている。なお、Pue DataはMAXの開発者でもある ミラー・パケットが、デスクトップ・ミュージックのためのビジュアルプログラム言語として発表したフリーのソフトウェアだ。
2016年02月09日クラウドファンディングサービスのKickstarterにおいて、調達に成功したプロジェクトが7日(米国時間)に100,000件に達した。100,000件目はフォークランド/マルビナス戦争の写真プロジェクト「Falklands/Malvinas: One War, all Wars」だった。Kickstarterは2009年4月28日にサービスを開始しており、6年9カ月と10日で100,000件を達成した。プロジェクトを成功させたクリエイター数は86,101人。複数のプロジェクトを成功させたクリエイターは8,539人で、1人のクリエイターによる最多成功数は94プロジェクトである。成功プロジェクトの支援者数は9,088,422人に上り、最も国際的な支援を受けたプロジェクトは支援者が169カ国に広がる。2月16日に第58回グラミー賞の授賞式が行われるが、過去にKickstarterの成功プロジェクトから4つのグラミー賞受賞が誕生した。今年も4つのプロジェクトの成果がノミネートされている。またアカデミー賞にも、これまでKickstarterで資金を調達した11の映画プロジェクトの作品がノミネートされており、2013年には「Inocente」が最優秀短編ドキュメンタリー賞を受賞した。
2016年02月09日2016年のバレンタインデーは日曜日。義理チョコや友チョコは平日のうちに終わらせて、当日は家で過ごすという人も多いのでは? 今回は、100円ショップ「ダイソー」の商品から、バレンタインデー気分をアップするアイテムを紹介。気軽に1日だけの特別感を演出してみましょう!○ハートの紙皿と紙コップでお家パーティーまずはバレンタインパーティーにも使えるアイテムから。「紙皿18cm 10P レッドハート2柄セット」と「紙コップ 250ml 16P レッドハート2柄セット」は、「GIRLS’TREND 研究所」とのコラボ商品。10代~20代女子のトレンドをとらえたデザインがすてきです。この紙皿と紙コップは使い捨てなので、大人数のお家パーティーにもうってつけ! 中央のハートのアクセントが効いています。○簡単アレンジで部屋をバレンタインカラーに部屋の飾りつけもバレンタイン仕様にしてみるといいでしょう。「パーティーモール 5m ミニハート」は、お部屋のプチデコレーションにオススメ。ハートのモールを飾れば、部屋の雰囲気が一気にバレンタインデーっぽくなりますよ。壁に直接マスキングテープで飾り付けたり、絵を描いたりするのもかわいいです。貼ってはがしても後が残らないので気軽に使えますね。「マスキングテープ ハートミックス」がオススメです♪○いつもの料理をプチアレンジいつもの料理に、ちょっとだけ変化をつけてバレンタインデーのムードをプラス! 「アクリルピックハート10本」で、料理に使うピックにもハートを。アクリルのキラキラ感もかわいいですよ。「かわいい抜型ハート型(大、中、小)・丸型4個組」は、野菜やお菓子の型抜きにオススメ。バレンタインデーはとことんハートにこだわってみるのもいいですね。簡単・お手軽なアレンジで、バレンタインデーらしさがぐっとアップする「ダイソー」のアイテム。家でぜひお試しを!※商品価格は全て100円(税別)です
2016年02月09日写真サービス「Instagram」のモバイルアプリ(iOS、Android)にマルチアカウント機能が加わる。要件はバージョン7.15以上。今週よりロールアウトを開始する。個人用や仕事用、趣味専用というように複数のアカウントを使い分けたいという要望に応えて、Instagramは数カ月前からマルチアカウント機能のテストを行っていた。登録できるのは最大5アカウント。プロフィールタブのオプションからアカウントを追加し、プロフィールでアカウントの切り替えを行う。複数のアカウントが登録されている場合、ユーザーがアクティブなアカウントを確認できるようにアプリ全般にプロフィール写真が表示されるようになる。
2016年02月09日マネーツリーは2月5日、Androidパブリックβの提供開始を発表した。同社はiOS向けアプリを2013年にリリースし、同年の「App Store Best」を受賞。2015年12月にリリースしたWeb版に続く製品投入となる。アプリでは、家計簿に関する多くの機能を提供しており、銀行口座やクレジットカード、電子マネー、ポイントカードなどの管理が容易になる。また、AndroidプラットフォームでもiOSと同様の独自ユーザーインタフェースを踏襲しており、異なるプラットフォームであってもユーザーが違和感なく利用できる。パブリックβ版であるため、利用にあたっては同社が公開するWebサイトで登録が必要となる。
2016年02月09日ワンモアは、同社が運営するモール型クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING by T-SITE」において、小学6年生の目線で綴られた作文「78円の命」を原作にした絵本を作るクラウドファンディングのプロジェクトを開始した。募集期間は3月31日 23:59まで。「78円の命」は、2012年、当時小学6年生だった谷山千華さん(愛知県豊橋市)が書いた、 猫の殺処分についての現実を素直な感性で描いた作文。豊橋市の話し方大会で最優秀作品に選ばれ、同市の道徳の授業でも扱われているほか、2020年からは愛知県内全域の道徳の授業で使う副教材に掲載されることも決まっているという。ちなみに、タイトルにある「78円」とは、作文の中で犬猫1匹の殺処分にかかる費用として登場する金額だ。谷山さんが作文を書いてから3年以上が経過した今でも、年間20万匹以上の犬猫が保健所で殺処分されているという。作文は動物の命の大切さを改めて考えるきっかけになる内容で、これまでに本作を用いた企画はあったものの、必要な人員や費用面に課題があり実現には至っていないという。そこで今回、東京で活動するクリエイター(フォトグラファー・Kay N氏/アートディレクター・新村夏絵氏/ライター・戸塚真琴氏)の発案により、クラウドファンディングを活用して、同作文を原作とした絵本を作るプロジェクトがスタートした。子どもから大人まで幅広く読まれる形にすることで、多くの人にこの事実が伝わり、将来的に犬猫の殺処分がなくなることを目指すとしている。完成した絵本は78円で販売することを目標にしているとのことだ。また、支援プランには、完成した絵本がもらえるプラン(5,000円)をはじめ、絵本の奥付に名前が記載されるプラン(1万円)、 出版記念イベントに参加できるプラン(1万2,000円)、さらに法人を対象に「オリジナル商品開発」が行えるプラン(20万円)などが用意されている。なお、目標金額の100万円はクラウドファンディング開始5日目に達成し、2月8日現在154人の支援者から104万円を超える支援金が集まっている。
2016年02月09日ジャストシステムはこのほど、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」の1月調査を公開した。これによると、スマートフォンのセキュリティ対策でセキュリティソフトをインストールしている人が3割にとどまることがわかった。調査は、同社のネットリサーチサービス「Fastask(ファストアスク)」で行っており、15歳~69歳の男女1100名を対象としている。これによると、スマートフォンのセキュリティ対策として「OSやアプリを最新版にアップデート」している人はスマホユーザーのうち41.7%だった。また、「セキュリティアプリをインストール」している人は32.7%、「スクリーンロックを設定」している人は31.7%となっている。なお、実際に「スマートフォンから何らかの経路で個人情報が漏えいしているように感じている」という人の割合は20.0%であった。漏えいのリスクを考えて「肌身離さずスマートフォンを持つ」という人は15.8%だったが、男性の割合が19.6%、女性の割合が12.1%と、セキュリティ意識に若干の差が見られた。
2016年02月09日立川ブラインド工業は、染織作品の展示会「『タナツハタメラ』染織展~着物とタペストリーを中心とした染織作品~~」を開催することを発表した。会期は2月26日~3月3日 10:00~18:00(2月29日は休館、最終日は15:00まで)。会場は東京都・新橋のタチカワブラインド銀座スペース オッテ(タチカワブラインド銀座ショールーム地下1F)。入場無料。同展は、京都造形芸術大学 美術科 染織コースを通信教育で卒業した「タナツハタメラの会」のメンバー13名が、綴れ織、絣織、型染めなどの伝統的技法で制作した作品展。染織作品の着物・浴衣7点、タペストリー6点が展示される。2014年に開催した作品展「染織八人展」に続く、2回目の作品展となる。また、出展する「タナツハタメラの会」のメンバーは、京都造形芸術大学の染織コースを卒業した13名で構成される。年齢や出身はさまざまで作品の方向性も異なるが、それぞれの異なる環境の中で作品を作り続けていくことを、自らの人生の指針と考えながら活動しているということだ。なお、同会のメンバーは、大日方明美氏、金戸潤子氏、川畑恵美子氏、社本靖子氏、杉田伊津子氏、前田良子氏、松井高太郎氏、松島尋子氏、満田由美子氏、村田佳子氏、安江容子氏、横山倫子氏、渡部翔子氏。
2016年02月09日レバレジーズは2月8日、同社が運営するエンジニア特化型Q&Aサイト「teratail(テラテイル)」の会員数が1年半で3万人を超えたことを発表した。teratailは、プログラミング関連のQ&Aに特化した技術情報共有サイト。2014年のローンチ以来、累計質問数は2万5000件を突破。質問対する回答率は約93%、平均回答時間は約90分だという。回答者には、「PHPエンジニア養成読本」著者の小山哲史氏、Node.js日本ユーザーグループ代表の古川陽介氏、GoConferenceの主催者の上田拓也氏など、各技術のエキスパートエンジニアも参加。これらのエンジニアと連携し、入門ハンズオンや入門者特化のLT(ライトニングトーク)大会などのリアルイベントも提供している。今後は、エキスパートエンジニアや、高い解決力を持つトップユーザーなどをteratail内で「エキスパートユーザー」や「殿堂入りユーザー」(名称未定)として認定し、高い問題解決力で貢献するユーザーを注目が浴びる仕組みを作っていく。
2016年02月09日バラクーダネットワークスジャパンは2月4日、Office 365環境におけるセキュリティなどを強化する「Barracuda Essentials for Office 365」を発表した。Barracuda Essentials for Office 365は、Barracuda Email Security Service、Barracuda Cloud Archiving Service、Barracuda Cloud Backupの3製品で構成されており、セキュリティとデータ保護機能を強化する。メールに起因する脅威のマルチレイヤセキュリティや暗号化、情報漏えい対策を行うほか、オンプレミス・クラウド・ハイブリッド環境のすべてで、アーカイブ機能を提供する。また、Office 365で偶発的に削除してしまったメールやファイルなどを簡単にリカバリできるリアルタイムバックアップ機能も用意した。日本における提供時期は未定だという。
2016年02月09日●サービス誕生の背景にある、不動産市場の課題テクノロジーの力によって不動産業界に革新的な変化をもたらそうという「リアルエステート・テック(不動産テック)」という言葉が、金融業界で盛り上がる「フィンテック(金融テック)」と並んで昨年から話題になるようになってきた。不動産テックとは、これまで不動産会社が管理してきた中古物件の様々な情報をオープン化し、インターネットを通じて一般消費者が自身の物件価値の把握や売買のために有効活用することができるようにしようという動きで、今回取材したヤフーとソニー不動産が共同で運営する「おうちダイレクト」をはじめ、不動産情報サイトのHOME’Sが開始した「PRICE MAP」、求人サービスで知られるリブセンスが開始した「イエシル」など、既に様々なサービスが生まれている。こうした不動産テックは従来の不動産取引にあるどのような課題を解決し、何を目指しているのか。不動産の個人売買プラットフォーム「おうちダイレクト」をソニー不動産と共同で運営する、ヤフー 不動産本部で「Yahoo!不動産」のサービスマネージャーを務める山口隆志氏に話を伺った。2015年11月にサービスインした「おうちダイレクト」は、マンション所有者が自分自身で物件価格を決定して売り出し、購入検討者と直接対話しながら物件を売却することができるサービスだ。売買交渉のサポートや重要事項説明、売買契約や引き渡し時の手続きといった法令で定められている不動産取引業務は、ソニー不動産がサポートするという。そして、マンション所有者が自分の物件価値を把握するために、過去の売買履歴を基にしたビッグデータと、ソニーとソニー不動産が共同開発した機械学習ソリューションによって、物件の資産価値を独自のアルゴリズムで推定する「不動産価格推定エンジン」を提供している。実際に売り出すことができるマンションは現在のところ東京都23区内に限られているが、不動産価格推定エンジンのデータベースの量は既に1都3県の約5万棟のマンションに及ぶ。山口氏は、このサービスを生み出した背景について、現在の不動産市場が抱える課題を挙げている。それは、“一度購入した新築物件に一生住み続ける”というライフスタイルそのものに対する疑問だ。「本来であれば、子どもの成長などライフスタイルの変化に合わせて住み替えていくという選択肢があってもいいはず。しかし、日本では自分の所有する不動産をどのように活用していくのかという点に対するリテラシーが少ないのが現状だ」と山口氏は説明する。実際に、日本の住宅流通戸数に占める中古物件の割合は、約14.7%。これは、米国と比べると8分の1程度と非常に少ない数字だ。「日本では人口が減少し、空き家が増加しているのにも関わらず、その住戸活用が米国に比べて進んでいない。都市部における新築マンション建設が土地の枯渇などを背景に限界に達しようとしている中で、このままの状況では不動産市場そのものが減速してしまうという懸念がある」(山口氏)ではなぜ、私たちは購入したマンションを手放すことができないのか。最も大きなネックは、住み替えに掛かる膨大なコストだ。例えば、売却するために必要な手数料や税金などは、100万円以上掛かる場合があり、それに住宅ローンの残債、新居への引越し費用を加えると、コストは三重構造になる。加えて、不動産会社の査定に基づく肝心の物件売却価格は、提示されても情報不足のためにその良し悪しを判断することができず、結果的にこうしたコストを吸収できない場合が多い。山口氏によると、「おうちダイレクト」はこうした不動産売却時にマンション所有者が感じる不透明感や、コストファットになる構造をテクノロジーによって解決しようと生み出されたのだという。「もちろん、普通の人は複雑な手続きを代行してくれる不動産会社へ売却することが当たり前だろう。しかし、私たちは従来の方法での売却に(コスト負担などの点で)抵抗があった消費者に新しい選択肢を提供することによって、不動産売買のマーケット全体が拡大し、中古物件の市場そのものが活性化するのではないかと考えている。売買プロセスを見直し、ユーザー自身がDIY的に売却することができる環境を作ることで、売却する人にとっては住み替えるコストの最適化が期待できる。そうすれば、“住み替えたいけれど、動けない”という人々が動き出すのではないか」(山口氏)しかし、山口氏はこの個人が不動産物件を売却するというスタイルは、従来の不動産業界のエコシステムを駆逐する存在にはならないとしている。あくまでも、これまでどおり“住み続けるか”、“高いコストを掛けて住み替えるか”という2択の間で沈黙していた潜在顧客を呼び覚ますための、有力な“第3の選択肢”を生み出すことを目的としているという。「このサービスが、従来の不動産売買に取って代わりメジャーな存在になるとは考えていない。しかし、大きな選択肢のひとつになるのではないかと考えている」(山口氏)●反響は大きいものの、物件数の増加には啓蒙・啓発が課題このような考えを背景にスタートした「おうちダイレクト」だが、その滑り出しはスロースタートだ。サービス開始時は売り出せる物件の対象地域が都内6区に限られていたという事情があるものの、実際に公開されている売却物件数は十分とは言えない。この点について、山口氏は「多いか少ないかと言われたら、もう少し頑張らなくてはいけない数字。満足はしていない。しかし、自分の所有物件の価値を検索する機能の利用者は昨年12月時点で目標を達成しており、問合せも多い。潜在顧客の取り込みには成功しているのではないか」と評価する。なお、今後掲載する予定の審査中物件も控えているという。それでは、今後どのような戦略で物件数や利用者を増やしていくのか。1月14日に開始した売り出し物件の対象エリア拡大に加え、“自分自身で所有している不動産を売却する”という考え方そのものの啓蒙・啓発、そして実際の手続きのサポートが課題だという。山口氏によると、昨年12月と今年1月にはマンション売却を検討している人を対象にしたセミナーを実施。従来の売却方法と個人売却がどのように違うのか、実際にどのようにサービスを活用するのかなどについて説明を行い、質疑応答や個別相談も実施したのだという。「“自分で物件を売るとはどういうことか”という点の理解を深めてもらい、サービスに対するハードルを下げていきたい」(山口氏)また、これまでは不動産会社に任せていた物件広告の制作、書類の用意、売却時のリフォームやクリーニングなどをサポートするようなサービスも検討しているとのこと。そして、現在は1都3県に限定している不動産価格推定エンジンのデータベース量の拡大にも意欲的だ。「目指しているのは、世の中の全ての不動産情報をオープン化すること。自分の住宅の価値がどのような要素で決まっているのかを米国並みにクリアにすることで、不動産取引の透明性を確保したい。また、自分の住宅に対する投資(リフォームや修繕など)を物件価値に反映できるようにすることで、投資対効果を明確にしたい」(山口氏)。○社会の課題に対して、ひとつの選択肢を提示したいこのように、ヤフーとソニー不動産が物件の個人売買に本気で乗り出し、他社も様々なサービスを生み出して不動産テックを盛り上げている背景には、「2020年までに中古住宅流通市場やリフォーム市場を倍増させる」という国の政策がある。山口氏も、新築マンションの着工件数が減少していることなどを踏まえて、「中古住宅市場が活性化するポテンシャルは十分にある」と語り、今後も「おうちダイレクト」のサービス拡充に取り組んでいきたい考えだ。「市場における勝者になるつもりはない。社会の課題に対してひとつの選択肢を提示するという意識で取り組んでいる。今後も、従来の不動産取引に対する疑問を解決するような挑戦は、様々な企業から生まれてくる。テクノロジー業界だけでなく不動産業界からも色々なチャレンジを生み出されれば、消費者の選択肢は更に増えるのではないか」(山口氏)そして、物件の個人売買が不動産所有者にとって有力な選択肢となるために、同社ではユーザーの声を踏まえて、物件の歴史や地域の情報を網羅したデータベースの網羅性の確保などサービスの改善に取り組み、売買事例を増やしていきたい考えだ。「まずは利便性を追求し、個人売買に対する不安を解消していくことによって、サービスに対する門戸を広げていきたい。キャズムを超えるまでは、サービス開発に徹底的に投資をして、本気で取り組む。数年後には、個人が物件を売却する“個売”が不動産所有者にとって有力な選択肢となる時代を生み出していきたい」(山口氏)
2016年02月09日人気漫画家・福満しげゆきの「生活【完全版】」を、東出昌大、窪田正孝、小松菜奈ら旬のキャストで実写映画化した『ヒーローマニア-生活-』。この度、本作のカギを握る謎の町人“オカッパおばさん”役に「南海キャンディーズ」の“しずちゃん”こと山崎静代が出演することが明らかになった。主人公・中津(東出昌大)は、サラリーマンをリストラされ、いまはコンビニでバイトするフリーター。ある日出会った謎の身体能力を誇るニート土志田(窪田正孝)、情報収集力抜群の女子高生・カオリ(小松菜奈)、昼は定年間近のサラリーマンで夜は“若者殴り魔”の日下(片岡鶴太郎)と町を守る自警団を結成し、社会が裁ききれない小さな悪を天誅と称し、高いところから吊り下げて晒す行為を始める。やがて市民の賛同を得るようになり、自警団は巨大な組織に成長。日下がスカウトしたホームレス宇野を社長とし、低料金の警備サービスを提供する会社「ともしび総合警備保障」として操業を始める。しかし、新しいメンバーの中にはその力を私欲の為に使う者も現れ、秩序は徐々に崩れていく…。“未完の傑作”と呼ばれた福満しげゆきの初の長編コミック「生活【完全版】」を基に実写化した本作は、『ソフトボーイ』『花宵道中』といった独特の世界観を構築し幅広いファンを獲得している豊島圭介が監督を務めている。また、主演の東出さんをはじめ、窪田さん、小松さんといったいま人気のフレッシュなキャストに加え、片岡さんという個性的なキャスティングがここに実現した。そして今回追加キャストとして抜擢されたのはお笑い芸人「南海キャンディーズ」として活躍し、アマチュアボクシングでも注目を集めた山崎さん。『ラブコン』や『フラガール』など女優としても多彩な一面をあわせ持つ山崎さんが今回挑むのは、物語のカギを握る謎の町人“オカッパおばさん”役。街に出没してはいつもブツブツつぶやく巨体のおばさんで、東出さん演じる中津らが遭遇するたびハッとびっくりするそんな役どころだ。本作が4年ぶりの銀幕出演となる山崎さんは「台本を読んで、アタマではイメージしたおばさんは『変な人やな』って思ったんです。漫画を読むと『あぁ、こんな人やったんや』って、なんだか嬉しくなりましたね。はちゃめちゃなとんでもない人なのがすごく印象的でした。演じてみて、楽しかったです」と喜びを語った。また共演の4人については「東出さんは、すごく気さくな方。山ちゃんと仲がいいと聞いて『あぁ、山ちゃん側の人間か』って(笑)。でも、すごく優しい方だなという印象です。窪田さんは、独特の空気を持っていらっしゃいますね。分からないことが多い謎な感じ。つかみどころがなさそうというか、不思議な魅力があります。小松さんは可愛いなぁ、と。今度生まれ変わるならあんな子になりたい。鶴太郎さんは、もっと絡みたかったですね。食事もロケ弁ではなく、身体のことを考えて自炊されていると聞いて、ストイックな方だなと思いました」とそれぞれの印象について語った。監督曰く「現代が生み出した、災害的な、人間だけど“地球が生み出した人間”」だというオカッパおばさん。しかし、物語の終盤には驚くべき展開を演出するキーパーソンになるという彼女。そんな一癖あるしずちゃんを楽しみに待っていて。『ヒーローマニア-生活-』は5月7日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月09日小林裕美子さんが描く、コミックエッセイのタイトルは「産まなくてもいいですか?」。なんともドキッとする問いかけ。出産は、言うまでもなく女性にとって人生の一大イベントだ。結婚していても、いなくても、はたして自分は子どもを産むのかと誰だって考えたことがあるだろう。著者の小林裕美子さんは、結婚から10年以上経て一昨年に第一子を出産。これは自身の出産を挟んで制作された物語だ。「結婚してから、子どもをほしいと思えない時期が4~5年ありました。仕事が楽しくて、当時は何を言われても耳に入ってこなくて。だけど周りの人が徐々に産みだして、いつまでも仕事優先でいいのかなと悩むように。そのときの不安定な気持ちを描いてみようと思ったのです」主人公のチホは結婚2年目。夫婦仲は良く、共働きで気ままな生活を送っている。しかしながら双方の親からは、孫の誕生を期待され、友人・知人からもときに露骨に、ときに遠慮がちに「子どもはまだ?」と言われる日々。当の本人はというと、子どものことについて夫と腹を割って話したこともなく、そもそもほしいのかどうかもわからない。そのため、いろんな立場の人と話をすることで、自分の抱えているモヤモヤをクリアにしていこうとする。小林さんは物語を作るにあたり、結婚しているけれども子どものいない女性たちにインタビューを行った。「働いている方は特に、ゆくゆくはほしいけれども今ではない、というふうにタイミングを計っているところがありました。産むかどうかを女性に任せてもらえるのはありがたいのですが、自分で決めたら背負わなければいけないものもそれだけ多くなる。そう考えると、居心地のいい今の生活をわざわざ変えなくてもいいのかなって思っちゃいますよね」一方で、「産むことが当たり前」な人には、産まないことが理解できなかったりもする。たとえそれが「産めない」のだとしても。多様なライフスタイルや価値観が認められているかのように見える世の中だが、産む人と産まない人、そして産めない人の間にはいまだ深い溝があることを思い知らされる。とはいえ、「胸に刺さる」あるいは「耳タコ」のようなシビアなエピソードさえ素直に受け入れられるのは、ほのぼのとしたタッチのなせる業といえるだろう。「産むかどうかを悩むのは、決して自分勝手なわけではなく、当たり前のことなのだと伝えたいですね」悩んだぶんだけ、責任感と他者への優しい視点が生まれることを、チホの導き出す答えが教えてくれる。◇出産することに踏ん切りがつかない31歳のチホが、なぜ迷っているのか、自分の心と真摯に向き合う様を描いた、悩める女性のためのコミックエッセイ。幻冬舎1000円◇こばやし・ゆみこマンガ家、イラストレーター。不妊治療について描いた『私、産めるのかな?』、親の介護を扱った『親を、どうする?』など、身近な問題をテーマにした著書がある。※『anan』2016年2月10日号より。写真・森山祐子インタビュー、文・兵藤育子
2016年02月09日毎年2月に行われている「サイバーセキュリティ月間」。官民協働で行われているこの取り組みだが、Googleが公開したブログが話題を呼んでいる。ブログは、米Googleが2015年7月に公開した「セキュリティのエキスパートとそうでない人のセキュリティ対策比較」という論文に基づいたもので、セキュリティ専門家231名と、一般のネットユーザー294名に調査を行った結果をまとめている。これによると、一般ユーザーとセキュリティ専門家がそれぞれ考える"優先するセキュリティ対策"に差が生まれている。そもそも、PCなどで攻撃を受ける場合に大きな問題となるケースの1つが「ゼロデイ攻撃」などのソフトウェアの脆弱性を突く攻撃だ。ソフトウェアの脆弱性は、開発者が意図していなかったソフトの"穴"だが、ここを狙って攻撃者は攻撃してくる。こうした穴は、一般的に「アンチウイルスソフトを使えばOK」と思われがちだが、セキュリティ専門家が1番重要視している「ソフトウェアアップデート」が勘所となる。ゼロデイ攻撃は、攻撃が行われてから開発者が気付き、修正するケースだが、それ以外にも開発者が自ら気付き、修正を施すケースも多い。毎月の定例アップデートがあるAdobe Flash PlayerやWindows OSなどは、ゼロデイ攻撃を受けてからのアップデートもあるが、脆弱性を自ら公表して対策するからこそ、毎月のようにアップデートが行われるわけだ。ゼロデイ攻撃については、被害が拡大している場合、緊急対応しなければならないため、定例外での配信が行われるケースもあるが、だからこそ「ソフトウェアアップデートが一番重要」と捉えているセキュリティ専門家が多い理由にも繋がる。このアップデートが提供されないことで危険につながる最たる例はWindows XPだろう。2014年4月にサポートが終了した同OSだが、「まだ使える」と考えて利用を継続しているユーザーが一定規模存在する。しかし、サポートが終了してしまったOSは、脆弱性が修正されずにそのまま放置されている状態にある。一部の法人に向けては、特別対応としてMicrosoftがサポートを継続しているものの、あくまで例外的措置であり、基本的に一般ユーザーが継続して利用することは危険な状態といえる。これは、アンチウイルスソフトを提供しているカスペルスキー 代表取締役社長の川合林太郎氏でさえ「カスペルスキーなどのセキュリティベンダーは家を犯罪者から守ることはできるけど、シロアリ対策や雨漏り、台風といった根本的な家の脆弱性には対処できない」と例え話を交えて説明していることからもわかることだ。もちろん、企業ユースにおいては、使用している業務アプリケーションが動作しない可能性があるため、IT担当者が動作確認を終えるまでアップデートを実行させないケースもある。こうした負担が増えれば、今後は「アップデートできない要因」となるアプリケーションが、セキュリティをより担保しているスマートデバイス向けアプリケーションやSaaSに取って代わられる可能性もある。企業のIT担当者は、セキュリティの観点から導入するアプリケーションを検討してみるのも1つの策といえるだろう。○パスワードはセキュリティ管理のキモ話をGoogleの論文に戻すと、セキュリティ専門家が選んだ上位のセキュリティ対策は以下の通りだ。ソフトウェアアップデートの適用サービスごとにユニークなパスワードを設定二段階認証を活用する強固なパスワードの設定パスワード管理ツールの利用4位の強固なパスワード設定は、一般ユーザーでもランクインしているものの、一般ユーザーの「頻繁にパスワードを変える」はセキュリティ専門家は推奨しておらず、パスワード管理ツールやサービスごとのユニークなパスワード設定が推奨されている。特集として行っていた「STOP! パスワード使い回し」でも指摘していた通り、パスワードを使い回すことは、万が一パスワードが漏えいした場合に、ほかのサービスでもログインされる危険性がある「パスワードリスト攻撃」によって個人情報が漏えいするリスクが高まってしまう。それぞれのサービスにユニークなパスワードを設定するからこそ、パスワード管理ツールが必要になるし、JPCERT/CCやIPAなども利用を推奨している。強固なパスワードについても、パスワード管理ツールの一部ではジェネレーター機能が付いているため、それを利用すると良いだろう。○二段階認証も重要な要素最後に、二段階認証について。二段階認証は、二要素認証や多要素認証とも呼ばれ、複数経路によって正当な人物がログインしようとしているかを判断する認証のことだ。Googleが自社サービスへログインする際に提供している「Google認証システム」のように、デバイスに紐付けてアプリが生成するワンタイムパスワードなどを、本人のログイン時に認証要素として利用できる。最近は、Appleの指紋認証センサーなど、生体認証にも注目が集まっており、二要素目としてさらにサービスの利活用が進むよう、FIDOのような仕組みも登場している。銀行でもトークン発行の専用デバイスを提供するケースや、三菱東京UFJ銀行のようにアプリケーションによるワンタイムパスワードの提供を行うケースもある。これらを組み合わせて利用することで、より安全にネットの利活用を進め、そして楽しめるようにしてもらうのが「サイバーセキュリティ月間」の取り組みの狙いだ。今一度、自身のセキュリティ対策を振り返り、見直してほしい。
2016年02月09日兵庫県伊丹市の小西酒造・長寿蔵およびその近隣、富士山蔵で2月14日、「第19回白雪蔵まつり」が開催される。○伊丹名物「粕汁うどん」も販売!同イベントでは長寿蔵会場において、10時と13時の2回、鏡開きの際に日本酒を振舞う。また、燗酒やホットビール、ホットワインを出品するホットコーナーや、福袋の販売、さらにビール試飲券をプレゼントする「日本・ベルギー友好150周年記念講座」など、多彩な催しが開催される。富士山蔵会場では、先着200人限定で「蔵見学」を実施する。日本酒の醸造過程や顕微鏡で麹、酵母を見ることもできる。そのほか、午前と午後の各1回、「杜氏の世界(酒造りの神秘を探る)」講演や、斗瓶取り大吟醸酒の販売を行う。広場・通り会場では、伊丹名物「粕汁うどん」や、たこやき、おでん、フランクフルト、リングキャンディー、漬物などを販売する。
2016年02月09日リイド社は2月8日、エクスアーツジャパンの企画により「ゴルゴ13アートマスク」を発売した。販売場所は全国のヴィレッジヴァンガード、東急ハンズ、ドン・キホーテなど。「アートマスク」は、美容液を含ませたシートにさまざまな絵柄をプリントしたフェイスマスク。他社からも歌舞伎や動物などをモチーフにしたものが販売されており、パックした姿をSNSに載せる女性も見かけるようになった。同商品は、漫画『ゴルゴ13』のデューク東郷をプリントしたもの。美容液はしっかり肌が潤うように27ml配合。潤い成分であるヒアルロン酸を2倍増量(エッセンスマスクシリーズと比較)したほか、コラーゲンやグリセリンなども配合している。(c)さいとう・ たかを / リイド社
2016年02月09日Qrioは2月4日、昨年8月に発売した「Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)」の法人向けAPIとSDKの利用申し込み受付を開始した。Qrio Smart Lockは、スマートフォンで鍵の開閉が可能になるアタッチメントデバイスで、直接「鍵」を受け渡しすることなくドアの開閉が可能になる。合鍵の作成や鍵の受け渡しが不要となるため、ビジネス利活用の要望が多く、付加価値向上やコスト削減に繋がるとしている。SDKは、企業の公式アプリなどに組み込むことで開閉操作が可能となる。APIは、企業サーバーと連携して利用履歴を閲覧したり、キーのシェアやステータス確認が可能となる。3月より利用可能となるが、申し込み順にサンプルや使用の開示を行うという。同サービスの提供先は法人のみに限られる。
2016年02月09日『クリムゾン・ピーク』や『マイティ・ソー』シリーズでおなじみの英国俳優界の“王子”トム・ヒドルストンを主演に、巨匠J・G・バラードによるSF小説を映画化した『ハイ・ライズ』が、8月より日本公開されることが決定。“王子”35回目の誕生日にあたる2月9日に解禁となった。そこは、階級別にフロアが分けられ、上階に行くほど富裕層となる新築タワーマンション。医師のロバート(トム・ヒドルストン)は、マンションのコンセプトを考案した建築家・アンソニー(ジェレミー・アイアンズ)の誘いでこの建物に住み始めるが、住民のワイルダー(ルーク・エヴァンス)と出会い、マンション内で起こっている“異常事態”を知ることに。やがて、住民同士の摩擦は徐々に激化していき…。スティーヴン・スピルバーグ監督『太陽の帝国』やデヴィッド・クローネンバーグ監督『クラッシュ』などの原作で知られる巨匠J・G・バラードによる同名小説を、英国内外で注目を集める俊鋭ベン・ウィートリー監督が映画化。主演を務めるのは、マーベル作品『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』シリーズのロキ役でブレイクし、いまやベネディクト・カンバーバッジをも凌ぐといわれるほど、世界中の女性たちを虜にするトム・ヒドルストン。加えて、『ホビット』シリーズや『ドラキュラZERO』のルーク・エヴァンス、『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』にも出演するアカデミー賞俳優ジェレミー・アイアンズ、『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラーなど英国を代表するスター俳優が勢ぞろい。さらに、『ニンフォマニアック』でセンセーショナルなデビューを飾ったステイシー・マーティン、海外ドラマ「MAD MEN マッドメン」のエリザベス・モスと若手も注目株が集結。2015年、英国インディペンデント映画賞にて「男優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」などにもノミネートされた。パーティー三昧の贅沢な毎日を過ごしていたセレブたちが堕落し、じわじわと崩壊していく様子をアーティスティックな映像美で描いた本作。豪華な英国俳優たちが繰り広げる、退廃的で官能的、かつミステリアスで不条理に美しいSFドラマを、楽しみにしていて。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人前で、素の自分を出すことができない」という、さっちゃんさん(20歳・大学生)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■さっちゃんさんのお悩み私は、家族と彼氏の前でないと本当の自分を出せません。 心を許した人の前では、よくしゃべるし、明るい部分や素の自分が出せます。 ですが、それ以外の人の前では、普段一緒にいる友だちでさえも、なぜか遠慮してしまい素の自分が出せなくてしんどいです。急に話すのが恥ずかしくなって無表情になり、そっけない態度をとってしまうため、友だちがほとんどいません。私は本当はこんな人間じゃないのに。周りの人たちのように騒ぎたいのに、恥ずかしがり屋のもう一人の自分が邪魔をします。これは治そうと思っても治らないのでしょうか。このまま年を重ねていくのは人生損な気がしてならないのです…。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりさっちゃんさん、この度は、ご相談ありがとうございます。さっちゃんさんは、家族と彼氏の前では本当の自分が出せるとのこと。「出せる場所があってよかったですね!」と、まずいいたくなりました。でも、だからこそ、そうでないときの自分がふがいなく感じてしまうのかもしれませんね。今回のさっちゃんさんのように、「何かができない」と感じるときに、同じ自分でも「できているときもある」ことに気づくのは、じつはとても重要なことです。そして、そのちがいについて考えてみることも大切で、そのなかに大きなヒントがあります。たとえば、「人前で話すときに緊張する」という自分がいるとしたら、では「何人までなら緊張しないのか、何人以上だと緊張するのか」と考えてみる。それとも、人数の問題ではなくて、間柄なのか、場所なのかなどなど。さっちゃんさんは、そこもすでに考えていて、間柄によってうまくできないということがわかっているんですよね。「家族・彼氏」と「それ以外の人」というように。では、もう一歩踏みこんで考えてみましょう。さっちゃんさんは、「よくしゃべる」と「遠慮する」のちがいがあると、行動のちがいについても、すでに気づいてくれています。それは、心のなかで何がちがうからなのでしょうか。さっちゃんさんは、「恥ずかしがり屋のもう一人の自分が邪魔をする」と分析してくれています。すばらしいですね。では、何を恥ずかしいと思っているからブレーキをかけて「よくしゃべるはずの私が遠慮する」のでしょうか? もっとわかりやすくするために、以下の2つの質問に答えてみましょう。ほかの人の前で、よくしゃべって、騒ぐ姿を見せたら、どう思われそうで恥ずかしいですか? どんな自分が出ちゃいそうで、恥ずかしいですか?家族や彼氏の前では、その姿を見せても、なぜオッケーだと思うのでしょうか?1の答えは、隠したい、人前に出したらダメな自分の部分、2では、前提のちがいが浮きぼりになるはずです。たとえば、1は、「下品な自分」や「ダメな自分」「バカみたいな自分」など、2では、「きっと、許してくれるし」や、「もうバレているし」「どんな私もきっと好きでいてくれるから」など、そんな自分を見せても大丈夫な理由(前提)が出てくると思います。とくに、彼氏の場合は、どこかの地点で切りかわるわけですから、何をもって「それ以外の人」から「家族・彼氏」へカテゴリが移動するのかを考えるみると、わかりやすいかもしれませんね。それがわかったら、次のステップへいきましょう。次は、ほかの人たちも2だと思ってみることです。「みんな2だから、1を出しても大丈夫 」と思ってみましょう。「えー、信じられない!」という声が聞こえてきそうです。たしかに、それが信じられない(そうじゃないと信じている)から、いまの状態になっているんですものね。しかし、残念なことに、こればっかりはやってみないことには、「ホントだった」という実感は持てないものです。最初は、信じられなくてもいいですから、そう思ってみようかな、そうなのかも、そういう人もいるのかも、と思ってみることからはじめてみましょう。そして、実際に行動してみることで、その結果、そうなんだとわかりますから、大丈夫です。もっといえば、「1の自分でもいい」と自分で自分を認めること、そして、人から「そう思われてもいい」「バレてもいい」という覚悟も同時にしてみると、もっと行動が加速しますよ。さっちゃんさんが、誰の前でも、自分らしく、楽に過ごせるよう応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2016年02月09日SHIBUYA de バレンタイン実行委員会(特別協賛:東急百貨店、明治)はこのほど、「SHIBUYA de バレンタイン」を東京都・渋谷エリアの東急グループ各施設にて期間限定で開始した。期間は、2月14日までを予定している。同企画は「この街でなら、きっと伝えあえる。」をコンセプトに、「渋谷ヒカリエ ShinQs」「東急百貨店本店」「東急百貨店東横店」「SHIBUYA109」(いずれも東京都渋谷区)で展開するバレンタインイベント。期間中は、各会場にてバレンタイン関連商品を販売する。渋谷ヒカリエ ShinQsでは、約50ブランドが集結し限定商品を提供する「ショコラZakkaフェスティバル」を開催。今回は、ワインメーカーの「サンデマン」とフレンチレストラン「銀座レカン」がコラボレーションしたショコラ「サンデマン 20年 トウニーポート ショコラ」(税込2,160円、100箱限定)などが登場する。また、天然のフルーツピューレを練りこんだ「フルータス」(税込1,944円)や「限定マカロンボックス"I Love You"」(2,916円)なども販売する。東急百貨店本店には、本店限定出店の「ジョンカナヤ」やお酒を使ったショコラ、老舗の伝統の味わいなどが楽しめるショコラブランドが集結。東急百貨店東横店では、「ピエールマルコリーニ」「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」「100%チョコレートカフェ」などといったポップアップショップが登場する。さらに、明治「ミルクチョコレート」が今年で誕生90周年を迎えることを記念したコンテンツも展開している。同商品がぎっしり詰まった「世界一重い特大パッケージ」でギネス世界記録に挑戦するという。2月14日には会場に「東横ハチ公」が登場し、出題するクイズに答えた人にミルクチョコレートのサンプリングを実施する。そのほか、バレンタイン商品を税込3,000円以上購入した先着90人には、タレント・木下優樹菜さんのサインが描かれた限定パッケージをプレゼントするとのこと。
2016年02月09日吉野家とTポイント・ジャパンは2月15日10時から、全国の「吉野家」店舗にて「Tポイント」サービスを開始する。○200円につき1ポイントを付与吉野家で提供する飲食サービス200円につき、Tポイント1ポイントを付与する。貯まったTポイントは、1ポイント=1円分として10ポイント単位で使用できる。対象店舗は全国の吉野家1,171店舗。なお、競馬場・競艇場内店舗など一部対象外店舗がある。吉野家は「お客様にとってのサービスの向上はもちろん、Tポイントカード自体、マーケティングに活用できる情報を非常に多く収集できることから、よりよいサービスを提供するために導入を決定した」と話している。
2016年02月09日東京都渋谷区の代々木公園・イベント広場で2月13日~14日、「第2回ワールド・バレンタイン・フェスティバル2016」が開催される。○バレンタイン向けのメニューを提供同イベントでは世界のバレンタインを紹介し、日本とは一風違った雰囲気のバレンタインを楽しむことができる。バレンタイン向けのスペシャルメニューを販売するキッチンカーが登場するほか、海外の伝統舞踊、さらにバレンタインにまつわるワークショップなど、多彩な催しが行われる。開催時間は10時から19時まで。
2016年02月09日Holiday Jackは2月13日・21日、「珍怪魚を食べにいこう」を「BATHROOM」(東京都・池袋)にて開催する。同社ではこれまで、ラクダ、ワニ、ウサギなどの珍しい肉を食べるBBQイベントを開催してきた。今回は、世の中にはまだまだ「珍しく」「怪しく」「食べたことのない」おいしい魚がたくさん存在しているとして、「珍怪魚」をテーマにした食イベントを開催する。当日は築地魚市場直送の珍怪魚を、料亭で修行した料理人が刺し身や鍋、焼き珍怪魚、揚げ珍怪魚、珍怪魚卵料理などの料理にして提供する予定。1月31日に行われたときには、「ウツボのたたき」「赤マンボウのサラダ」「ヤガラのお刺身」「アブラボウズ鍋」など9品が登場した。開催時間は12時~14時30分で、参加費は税込6,500円(飲み放題付きビュッフェ形式)。詳細は、イベントサイトにて公開している。
2016年02月09日アース・スター エンターテイメントが製作するTVアニメシリーズ『てーきゅう』がLINEスタンプになって、2016年2月9日(火)より発売される。価格は50コイン/120円。おなじみのキャラクターたちによる過去の名シーン(?)、名ゼリフ(?)が盛りだくさんで、様々なシーンで使える楽しいスタンプとなっている。LINE STORE/LINEアプリ内で【てーきゅう】と検索。『てーきゅう』の世界観そのままのスタンプで、会話がさらにが盛り上がること間違いなし!?(C)roots/Piyo/Earthstar Entertainment Co,litd.
2016年02月09日ミュージカルや演劇を中心に活躍している俳優、井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎によるユニット「StarS」が人気クリエイター・福田雄一とタッグを組み、ミュージカルコメディに挑戦することが8日、明らかになった。今回、脚本・演出を手がける福田をして"エンターテインメントの帝王"と言わしめるミュージカル。そのミュージカルでトップスターとして活躍する3人だが、実は今までStarSとしての音楽活動以外で共演がないという。はたして3人そろってのミュージカルコメディーでどのような化学反応が起こるのか? それぞれの魅力を大いに引き出し、歌&ダンスあり、笑いあり、涙あり? の福田節がさく裂する極上のコメディーになることは間違いない。ミュージカルファンだけでなく、誰もが楽しめる懐かしくて新しい番組に期待したい。ミュージカルコメディ『トライベッカ』は4月放送予定。
2016年02月09日世界中で愛される人気作品『クレヨンしんちゃん』が、2016年4月で25周年を迎えることを記念して、初となる展覧会「クレヨンしんちゃん展」が、3月24日(木)~4月5日(火)の期間、東武百貨店池袋店にて開催される。原作者・臼井儀人氏の初公開の原画展示やアトリエ再現のほか、歴代映画の名シーン、キャラクターの名言集などを楽しめるコーナーに加え、小道具や衣装をそろえたフォトスポットコーナー、ゲームコーナーなど、"遊べる"エリアも充実。個性あふれるキャラクターたちが大活躍する作品の魅力を25年分、たっぷり体感することができる。■貴重な原画を公開! しんちゃんワールド体験コーナーも原作者・臼井儀人氏の貴重な原画を展示し、ネームから原稿が完成するまでを見ることができるコーナーは必見。また、しんのすけやシロと一緒に写真撮影ができたり、主婦の味方「みさえの手抜きレシピ」&理想の父親ひろしの「臭い靴下」再現など、しんちゃんならではの世界感を体験できるコーナーも。そして25周年を記念して親交の深い漫画家や、これまでに作品に関わってきた人たちからのお祝いメッセージも数多く展示される。「クレヨンしんちゃん展」は、2016年3月24日(木)~4月5日(火)の期間、東武百貨店池袋店にて開催。さらに、全国巡回も予定されているという。入場料など詳細については、「クレヨンしんちゃん25周年記念サイト」をチェックしてほしい。(C)臼井儀人/双葉社(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK
2016年02月08日ヒッポリト星人&タイラントTシャツハードコアチョコレートは、円谷プロダクションとともに、ウルトラ兄弟を苦しめた「ヒッポリト星人」と、ウルトラ怪獣最強の呼び声も高い「タイラント」のコラボTシャツを発売した。■ヒッポリト星人(地獄星人チェリーレッド)目指せ地球侵略。打倒ウルトラ5兄弟。少年たちの憧れウルトラ兄弟を何とブロンズ像にしてしまった凶悪星人、それがヒッポリト星人。頭脳と戦闘能力を駆使し、あと一歩のところまでウルトラ族を苦しめた。ウルトラの父まで登場させたその実力は、未だにベストワンだという声も多い。ハードコアチョコレートとのコラボは、ヒッポリトのカラーリングにブロンズ像まで再現。あのシーンを今胸に。■タイラント(凶悪暴君シルバー)怨念ここに極まる。ウルトラ兄弟を苦しめた怪獣で真っ先に思い浮かぶのはこのタイラント。海王星で長男ゾフィーを、天王星で初代ウルトラマン、さらに土星でウルトラセブン、木星では帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)をも倒し、遂に火星でウルトラマンエースまでも倒すという実力の持ち主。そしてウルトラ兄弟戦全勝に向けて、タロウのいる地球へ。まさにウルトラ怪獣最強の呼び声も高い「大宇宙の凶悪暴君」。それもそのはず、このタイラントは強力な怪獣(超獣)達の集合体なのだから。顔はシーゴラス、耳はイカルス星人、胴体はベムスター、背中はハンザギラン、両腕はバラバ、尻尾はキングクラブ、その強力な足はどくろ怪獣レッドキング。首を洗って待ってろよタロウ。ウルトラ兄弟最後の日は近い。「ヒッポリト星人(地獄星人チェリーレッド)」および「タイラント(凶悪暴君シルバー)」のTシャツは、いずれも3,800円(税込)。「ハードコアチョコレート 東中野ヘッドショップ」「ハードコアチョコレート オンラインストア」などで販売中となっている。(C)TSUBURAYA PROD.
2016年02月08日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!