家族がほどよくつながる多目的な高床と空庭をもつ職住一体の住まい
幸典さんの知人を通して、モデルルームで使用していたものを格安で購入したという。
「現品のみのため、もとはペニンシュラタイプだったものを大工さんの力でアイランドタイプに変えてもらいました」
ダイニングキッチンのスペースは、このキッチンに合わせて設計された。
アウトドアリビングとしても活躍するルーフテラスは、“空庭”と呼んでいる。
周囲の視線を気にせず寛げる“空庭”。「月を見ながらビールを飲むのが至福の時です」と幸典さん。
『クッチーナ』のキッチンと横並びに配したダイニング。テーブルはコンクリート製をセレクト。
「けっこう無機質なものが好きなんです」(奥さま)
キッチンに立つと、目の前に大開口が広がる。「料理の合間に椅子に座り、ボーッと空を眺めていることもありますね」(奥さま)
キッチンの奥がサニタリールーム。家事動線を考え、水回りをつなげた。
洗面台もモデルルームで使用していたものを購入し、持ち込み、設置してもらった。
それぞれの居場所で
コンサルティング会社(株式会社CAN)を経営する幸典さんは、自宅を仕事場にしている。1階に書斎はあるものの、ほとんど2階のワークスペースで仕事をするという。