2021年9月13日 00:00
天井高5メートルの大開口斜めに架かった天井の棟木。シンプルかつ大胆なデザインの家
奥様は毎日出勤している。
段差は高いところで90cm。低い段差が45cm。45cmを2つ重ね、90cmとしている。サーキュレーターを置く場所には、予めコンセントを設置。
天井高は約5m。天井の意匠が美しい。ダイニングテーブルはカリガリスのTOKYO。椅子はカルテルのマスターズと、マジスのスチールウッドチェア。「子どもが大きくなったら、あと2脚、買いたい椅子を考えてあります」
90cmの段差の下は子どもたちの格好の遊び場だ。秘密基地を楽しそうに作っている。低いほうの45cmの段差はどこにでも腰掛けられるベンチにもなる。
キッチンの扉や収納家具は白で統一。カウンターワゴンを引き出すと作業台になる。
拡張性を重視した1階
1階は子どもの成長に合わせ、将来的に子ども部屋を2つ作れる拡張性を重視して設計。
現在家族全員の寝室として使っている部屋は、将来の分割を考慮して出入り口を2カ所設けている。
構造用合板の壁に浮かぶ階段の手すりのシンプルなデザインが美しい。
「壁は将来的に色を塗ったり、プロジェクターを投影することも考えています」
1階の廊下を広々と感じさせるスケルトンの階段。
2階から玄関を見下ろす。