アメリカンスタイルのリノベ自然体で楽しく暮らす広い庭付きヴィンテージハウス
遊び心が刺激される大きな平屋
神奈川県相模原市。周囲を山や畑に囲まれ豊かな自然が残る土地に、鮮やかなスペイン瓦が印象的な平家の洋館が建っている。この家に暮らすのは、川原さん夫妻と幼い仲良し姉妹。以前は世田谷区に住んでいたが、2020年の7月に引っ越してきた。
「アメリカ人の男性が50年近く前に建て、大切に暮らしてきた家だそうです。住まい手を失っていたところを知り合いに紹介されたのですが、歳月を得た味わいに一目惚れして、すぐに購入を決めました」。奥さまの飛鳥さんは、運命的な出会いを振り返る。
都心ではめったにお目にかかれない広々とした敷地と、ゆったりした間取りの大きな家。
中庭、温室、屋上、地下室、ガレージ、サンルームといったオプションも豊富で、豊かな暮らしが思い描けたそうだ。
「遊び心が常に刺激されて、楽しい生活になりそうだなと思いました」。
深い赤色のスペイン瓦と白い壁が印象的な川原邸外観。左手のパラソルがあるところがガレージ。
広大な庭の一角には、ご主人の念願だったバスケットゴールを設置。
新たな息を吹きこむリノベーション
重厚なつくりではあったものの、購入時の家は内装が傷み、古さが目立つ状態だった。