2017年9月3日 12:00
『下町ロケット』は恐怖だった? 山崎育三郎のドラマ初体験
でも映像では、ほぼ毎回“はじめまして”の状況なんですよね。そんななかでリハーサルをやってすぐ本番ですから、じつは舞台以上に芝居作りという意味ではライブなのかもしれない。緊張感ありますよ。
――いま演じている藍野真伍は、毒舌で、唐突に歌いだしたりもするクセの強い個性的なキャラクターですけれど…。
山崎:
本人は自分のことを変人だとは思ってないので、僕もいたって普通だと思って演じるようにはしています(笑)。ただ、劇中のミュージカルシーンは毎回、試行錯誤です。普段は1か月稽古してやっているんですが、今回は、その場で振付師さんから振りをつけてもらってやらなきゃいけなかったり、場面によっては自分で振りを考えたり、連ドラのスピード感でやらなきゃいけない。いつも以上に瞬発力や対応力が必要になるので、頭をフル回転させてやってます。
――藍野さんにとっての昆虫のように、ご自身が偏愛しているものはありますか?
山崎:
うーん…そんなになくて、しいて言うなら野球かなってくらい。少年野球をやっていましたし、子供の時はヤクルトスワローズを応援していましたし。いまも草野球チームを作っているんですよ。
――ちなみに、藍野さんのセリフに「結婚には恋愛は必要ない」