2017年9月8日 11:30
【作詞してみる?】50か国をひとり旅した女性歌手が語る歌づくりの秘訣は?|大人の音楽LOVER♪ #8
歌詞を書く時は、世界を旅した一場面を思い浮かべて、その場面を見ている主人公を動物や人に例えています。自分は、その場面を第三者としてみて、その主人公がどんな気持ちなんだろう?と想像しながら書くんですよ。ちょっと不思議な感覚ですが……。ファンの方からは「ericoさんの歌を聴くと、いろんな国へ連れてってくれる」「目の前に自然の風景が広がる」と感想をいただくことがあります。実際にみてきた壮大な景色を、ぜひ連想して欲しいですね。
「自然の音楽=アコースティック」が軸。
harako
「疾走感とアコースティック」にこだわりがあるということですが、これも旅から得たインスピレーションなのでしょうか?
ericoさん
日本で音楽や楽器を始めるとなると、だいたい「楽器を買う」「レッスンを習いにいく」ところがスタート地点だと思うんですが、海外では身の回りにあるものが “音楽であり、楽器”。木でできた机や椅子が楽器にもなるし、落ちているような金属が楽器になることもある。
音楽を教えてもらうから始めるのではなく、気づいたら歌っている。そんな自然体な音楽があふれているんですよね。
そこで、私のこだわりは「アコースティック」。