2017年11月29日 19:00
大泉洋「役者になりたいと決断したことはない」驚きの理由とは?
本当にこんな仕事をやるとは思ってもなかったし、そういう夢とかを持たなかった人なんです。ちなみに、小学6年生の文集にはウケ狙いで「ハリウッドの大スターになる!」って書いてあるんだけど、中学1年生になった瞬間に「NTTの社員になりたい」って言うくらいあっという間に現実を見てたくらいの人なのよ(笑)。
では、おもしろいことをひとつずつこなしていたらいまの位置にいたという感じですか?
大泉さん
そうですね。最初は大学時代のアルバイトで「テレビに出てみない?」って言われて、興味があるから出てみようかと1回出たらそれがずっと繋がっちゃったんです。というのも、そのテレビ局に『水曜どうでしょう』のディレクターがいて、番組を作るというときに「大泉くんがおもしろかったからやろう」といってこうなっちゃったくらいなので、僕は恵まれてるんですよね。だから、オーディション受けて「役者になるんだ!」というような大きな決断をしたことないんです。
いまはこの仕事じゃなかったら何にもできなかったでしょうし、もしサラリーマンとかだったら、ほんとに使えない男で終わっていたと思いますよ(笑)。
その過程で辞めたいと悩んだ時期はありませんでしたか?
大泉さん
辞めたいというより、「ほんとにいいのかな」