2017年12月28日 20:00
「頭一つ抜けて好評」『うつヌケ』ヒットの理由を書店員が語る
そんな運動嫌い、ずぼらさんに寄り添ったヨガストレッチの本。イラストでの解説は、モデル写真が並ぶタイプの教則本よりぐっとイメージがつかみやすいと好評。1111円
急がない焦らない。
現状を変えるのは小さな一歩からという気づきが広がった。
書店に行く理由が「自分が変わるきっかけになる本」を探すためという人も多いはずだ。そんな人の心をつかんだのは?
「『論理的思考力を鍛える33の思考実験』ですね。イラストが多用され、楽しみながら日々思考力を鍛えられる本でした」(加藤さん)。「自己啓発の類で売れたのは『小さな習慣』。
可愛いクマが描かれた装丁とは裏腹に中身は骨太なしっかりした内容。そのギャップがよかった」(葛目さん)。
北欧発の「ヒュッゲ」も、これから話題になりそうなキーワード。「うちでは2~3年前からヒュッゲ関連書は置いていましたが、ここへきて再び動きだして。‘16年からのマインドフルネスの流れが影響しているのかな」(『代官山 蔦屋書店』ビジネス人文売り場ビジネスコンシェルジュ・湯澤洋介さん)
『ヒュッゲ365日「シンプルな幸せ」のつくり方』マイク・ヴァイキング 著アーヴィン香苗 訳/三笠書房
「世界で最も幸せな国」