くらし情報『インパクト強っ! 究極のオタク皇帝が集めたアートを見てきた』

2018年2月1日 18:00

インパクト強っ! 究極のオタク皇帝が集めたアートを見てきた

ですが、そんなルドルフ2世にもズバ抜けた一面がありました。究極の “オタク” だったのです。
インパクト強っ! 究極のオタク皇帝が集めたアートを見てきた


1576年、24歳のときに父の跡を継いで神聖ローマ帝国皇帝になり、1583年にはウィーンからプラハに遷都。そこで広大な領土などから珍しいものや芸術作品を集め、思う存分に自分の好きな世界を作り上げていきます。

インパクト強っ! 究極のオタク皇帝が集めたアートを見てきた


美しい絵画や工芸作品はもちろん、異国の珍しい動植物、鉱物や天文学、占星術、当時の最先端科学に関するものまで収集。なかには伝説の動物である一角獣の「ツノ」など、怪しいものも含まれていたようですが、好奇心旺盛なルドルフ2世は、生きた動物も集めてプライベート動物園までつくったそうです。
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さらに、芸術家や科学者、錬金術師のパトロンとして文化芸術を保護。プラハ城に華やかでちょっと怪しげな宮廷文化が花開きました。無能呼ばわりされた皇帝も、今では当代随一の趣味人・教養人として評価されているようです。

インパクト強すぎっ!

変わり者だったルドルフ2世の姿を端的に表現したのが、同展のメインヴィジュアルにもなっている作品《ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像》。

インパクト強っ! 究極のオタク皇帝が集めたアートを見てきた


こちらのお顔、インパクト強すぎです。

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