くらし情報『不躾、遺憾…意味がどれだけわかる? 語彙力アップのコツ』

2018年4月15日 22:00

不躾、遺憾…意味がどれだけわかる? 語彙力アップのコツ

ただ、下手に出すぎると慇懃無礼に取られたり、回りくどい言い方では、鬱陶しい印象になることも。重さと軽さの加減が大事です」

その加減が難しいが、とにかく失敗を恐れずに使ってみること。

「緊張しながら、ああ言おうか、こう言おうかと工夫するだけで文章力は上がるものです。また、定型文としてフレーズを覚えるのではなく、言葉の意味をしっかり理解しましょう。すると場面にぴったり合う言葉を使えるように。結果として、気持ちを込めて言うことができるので、相手の心に響き、思いが通じます。本当の語彙力は、心に通じるものなんです」

以下では語彙力アップの例題を出題。以下の言葉を使って、実際に文章を作ってみましょう。

問1不躾(ぶしつけ)ながら
「躾」は和製漢字。たしなみ、品格などを表し、身を美しく整えた、凛とした印象を受ける言葉。「本来、このようなことは不作法であると承知しておりますが」という意味。柔らかい印象を与える女性向きの言葉。【解答例】不躾ながら、これから訪問させていただいてもよろしいでしょうか。
問2お含みおきください
「あらかじめわかっておいていただけたら」と言うより、女性らしく奥ゆかしい印象を与えられる表現。

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