2018年6月29日 20:00
猫を5匹飼っていた東出昌大、魅力は「絶妙な距離感」
映画『寝ても覚めても』で共演した1人と1匹。東出昌大さんと猫・八の字は、特別な絆で結ばれているようです。
猫は人と対等。その距離感が心地いい。
同じ顔をした2人の男と、その間で揺れ動く女性の8年間を描いた映画『寝ても覚めても』。物語の中で、初の一人二役に挑戦している主演の東出昌大さん。
「猫はお芝居をしないし、見え方も気にしない。予定調和を感じさせないからこそ、ただそこにいるだけで物語にリアリティを与えてくれていると思うんです」と東出さんが語るように、物語の名脇役として登場するのが、東出さん扮する亮平と、その恋人・朝子(唐田えりか)の飼い猫であるジンタン。
演じているのは、その名のとおり額の「八」の模様が特徴的な八の字。この撮影当日も、たくさんのスタッフを前に尻込みすることなく、大きなおなかをべったりと床につけてお昼寝。再び起き上がったかと思えば、ソファにどっしりと腰かけて(!?)東出さんのスタジオ入りを待つ、堂々たる貫禄を見せつけてくれた。
「現場でも僕と八の字は、付かず離れず、お互い空気のような関係性でした。
僕も猫を飼っていたので、扱いには慣れているんです」
聞けば東出さん、4歳の時に初めて捨て猫を拾って以来、過去に代々5匹も飼っていたそう!
「1匹いなくなる度にまた1匹と、みんな僕が拾ってきたんです。