くらし情報『チャットモンチーへの愛 西加奈子「私を生かしてくれて、ありがとう!」』

2018年9月7日 20:00

チャットモンチーへの愛 西加奈子「私を生かしてくれて、ありがとう!」

圧倒的に生きたまま生まれ直す行為。彼女たちの音楽が、その粒が私たちの体に入り込み、血になって、骨になって、細胞になって、心になった。

そういえば武道館に下がった垂れ幕には、大きな字でこう書かれていたではないか。

「Every day is your birthday」

新しい誕生日おめでとう、私たち。

新しい誕生日おめでとう、チャットモンチー。

にし・かなこ作家。1977年生まれ、エジプト、大阪育ち。『サラバ!』(小学館)にて直木賞受賞。
最新刊に『おまじない』(筑摩書房)。チャットモンチーの楽曲「例えば、」では、作詞を担当した。
チャットモンチーへの愛 西加奈子「私を生かしてくれて、ありがとう!」


チャットモンチー2004年、地元徳島県にて結成。幾度かのメンバーチェンジを経て、橋本絵莉子(Vo、G)、福岡晃子(Ba、Dr)、高橋久美子(Dr)の3人での活動を始める。2005年、ミニアルバム『chatmonchy has come』にてメジャーデビュー。以降、テレビアニメ『働きマン』のエンディングテーマに抜擢された「シャングリラ」をはじめ、数々のヒット曲を世に出す。’11年の高橋の脱退以降は、サポートを迎えつつ2人体制で活動。’18年7月4日の日本武道館ライブ、そして同21日・22日の「徳島こなそんフェス」

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