だんだんと悪寒がしてきたため、風邪かもしれないと思い、その日は早く眠ろうとしたそうです。でも、ベッドに入っても、誰かに見られているような気がして寝付けず、結局眠れたのは夜中の3時くらいだったと語ってくれました。
当時のことを振り返ると、「何かが自分に危険信号を発していたのではないかと思う」と仰っていました。
いつもより早く起きて、ごみを捨てに行くと…
次の朝、眠たい目をこすりつつゴミ捨て場に行くと、E子さんの屋根の上に大量のカラスがとまり鳴いていたそうです。カラスが何匹も集まっているのは、ごく普通の光景ですが、その数はざっと20羽ほど。
あまりにも不気味な風景に、すぐ家に入り毛布をかぶって二度寝したそうです。
カラスが屋根の上にたくさんとまって鳴いているのは、古来より“死のサイン”とも言われ、非常に良くないことが身近な人に起きるとことを暗示しています。Eさんは、この段階で家族に連絡をとって「安全に気をつけてね、と伝えておけば良かった」と呟いていました。
実家から恐ろしい電話が…
二度寝したEさんが起きたのは、スマホのバイブ音でした。1度目は無視していたのですが、2度目のコールが長かったため、画面を見てみると実家からだったそうです。