2018年12月23日 20:00
絶望の中にいるあなたへ。社会から2度脱落した私が伝えたいこと
それでも温かい世界があった。
きっと、あなたにもその世界がある
働けなくなったという意味で、私は2回、社会からドロップアウトしました。1度目も2度目も、ひどく絶望しました。何もできない私には、存在意義がないのだと思いました。
だけど今現在、私は社会に復帰することができています。自分を責め続けてきましたが、温かい手を差し伸べてくれるかたは何人もいたのです。その温かさは、鬱状態だった私には想像もつかないものでした。
希望を持てないとき、未来を想像できないとき、自身を責めてしまうかたが多いのではないかと思います。
そして、温かい世界も見えなくなってしまうのだと思います。正直、今でも「また働けなくなるのではないか」と怯えている面はあります。だけど今はそこから目を背けずに、今できることを誠心誠意頑張ろうと思っています。
希望を持てないときも、未来を想像できないときも、そのときできることに向き合えば、それで十分なのだと思います。あなたが寝たきりでも良いと思うんです。そのつらさを受け止めているあなたは、それだけで頑張っているのだと思います。今は自己否定してしまうかもしれないけれど、必ず、あなたのすぐそばにも、温かい世界があります。