2018年12月23日 20:00
絶望の中にいるあなたへ。社会から2度脱落した私が伝えたいこと
しばらく自分に合う薬が見つからなかったのですが、ようやく落ち着ける抗躁剤を飲み始めることができました。それからだんだん症状が落ち着くように。
酷い鬱状態も脱していて、奇跡的に転職できたのです。転職先でも多くのことを学び、学生時代から抱いていた夢を叶えたく、フリーランスに転身。以前経験したような、大きな躁状態も鬱状態も出なくなっていた頃です。しかし、心のどこかで怯えていました。また働けなくなるのではないか、と。
フリーランスとして働き、数年が経ちました。
最初は会社員との違いに戸惑いましたが、徐々に充実した働き方だと感じるように。
しかし、恐れていたことが起こりました。酷い鬱状態がやってきたのです。以前とは違って躁状態はありませんでした。「働けなくなるかもしれない」が「やっぱり働けない」に変わり、自分を責めました。会社員ではなかったので、手当てなどがありません。通帳の残高は減っていくばかりで、本当に、もう生きる資格がないのだと思いました。
また寝たきりの生活が始まりました。
気力は起きず、もう働くのは不可能だと思いました。私が社会に出ると迷惑をかける。私が生きていると迷惑をかける。これからどうやって生きていけば良いのかも、本当に生きていけるのかもわかりませんでした。