くらし情報『安田顕「いま思い出しても涙が出る」忘れられない瞬間とは?』

2019年2月21日 20:40

安田顕「いま思い出しても涙が出る」忘れられない瞬間とは?

それがあればブレないから」と言われたことがありましたが、サトシに関しては、「泣き虫・お調子者・甘えん坊」とすでに脚本に書いてあったので、必要なものはそろっていました。

―では、泣くシーンなどもすべて脚本通りでしたか?

安田さん
実は、脚本のト書きに「泣く」と書かれているところでは涙が出なくて、反対に書かれていないところで涙が出てしまうことがあったんです。そのとき、「ト書きに『泣く』と書かれているので、目薬でもしましょうか?」と監督に言ってみたことがありました。

そしたら、監督から「そんなことしなくていいよ。心が泣いていればいいんだから」と返されたんです。本当にステキな監督だなと思いました。

―じんとくるお言葉ですね。では、この作品に参加したことで、家族やご両親への思いに変化はありましたか?

安田さん
撮影中は作品のことしか考えてなかったので、自分の親のことは全然思い出しませんでした。
ただ、できあがった作品を観てから親に対していろいろと考えるようになったので、いま作品から教えられているところです。「より大切にしたいな」とは思っています。

これこそが役者の仕事だと感じた

安田顕「いま思い出しても涙が出る」忘れられない瞬間とは?


―本作では母親が中心ではある一方、父親役の石橋蓮司さんとお兄さん役の村上淳さん、そして安田さんという男3人が湖でそれぞれの思いをぶつけ合うシーンがとても印象的でした。

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