くらし情報『女ひとり放浪旅…先住民族との暮らしや修行僧生活、涙々の壮絶体験。#73』

2019年3月2日 18:30

女ひとり放浪旅…先住民族との暮らしや修行僧生活、涙々の壮絶体験。#73

朝一番には都市から運んできたワイン樽大のプラスチックタンクに入れた水道水を、ホースを使って口で吸い込み大型タンクに移す作業をするも、何度も肺に水が入ってしまい窒息しそうになります。

気候変動は、目の前の現実。

女ひとり放浪旅…先住民族との暮らしや修行僧生活、涙々の壮絶体験。#73


ある日、頭にべったりと血がついた羊を目にしました。ここ数年続くひどい日照りによって草木が枯れ、ウサギがいなくなり…。餌を失ったコヨーテが極度の空腹に耐えかね、もはや目の前に人がいても、恐れずに羊を襲うのです。気候変動の影響をまざまざと見せつけられる毎日で、このほかにもここでは書けないようなショッキングな体験もしました。

たった数日間で、おかしな咳にも悩まされるようになり、やむなく山を降りるという苦渋の決断をしました。その後自己嫌悪に陥り、「私なんてなんにもできない、口先ばっかりの人間だ。
そんな私が書くものなんて、なんの救いにもならない」と全く原稿が書けなくなってしまったのです……。

エサレン研究所で過ごした1か月。

女ひとり放浪旅…先住民族との暮らしや修行僧生活、涙々の壮絶体験。#73


その後、カリフォルニア州ビッグ・サーにある、オルタナティブ文化の発祥地 エサレン研究所で1か月間、施設の仕事を手伝いながら学ぶ学生(ワーキング・スカラー)

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