くらし情報『【間違った敬語】新社会人必見「拝見」の正しい使い方はどれ?』

2019年3月28日 20:15

【間違った敬語】新社会人必見「拝見」の正しい使い方はどれ?

は不適切です。

(2)「拝見申し上げます」の「申し上げる」は「言う」の謙譲語です。

「拝見」(=資料を読むこと)と「申し上げる」(=言うこと)を同時に行うのは不自然なので、「拝見申し上げます」も間違いです。

(3)で使われている「拝見いたします」の「いたします」も「する」の謙譲語です。「拝見する」+「いたします」は二重敬語になります。

二重敬語は回りくどく、相手に丁寧すぎる印象を与えてしまうため、「拝見いたします」も不適切な表現です。

他のビジネスシーンでの「拝見」の使い方

【間違った敬語】新社会人必見「拝見」の正しい使い方はどれ?


「拝む(おがむ)」の「拝」という漢字には、自分のことをへりくだる意味が含まれています。

また、「拝見」は文字や文章だけでなく、図や写真、絵や出来事、人や物などを見る(目にする)ときにも使うことができます。
これに対して「拝読」は読むことに主眼をおいた謙譲語ですから、文字や文章に対してのみ使うことができるのです。

「貴社のホームページを拝見しました。とても見やすく、ユーザビリティの高いサイトだと思いました」

「先日送っていただいた写真を拝見したところ、いくつか疑問が生まれました」

「ご無沙汰しております。

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