多くの人とやり取りをするビジネスの現場で、避けて通れないのが「こんなとき、なんて言えばいいんだろう?」というシチュエーション。そんなモヤモヤを解決するため、シーンごとに使えるコミュニケーションのコツを厳選。仕事上の無用なトラブルにサヨナラしよう!
上下や利害の関係性に惑わされすぎないこと!
プライベートなら言えるひと言が、ビジネスシーンではうまく伝えられない…。その理由について、“伝わるコミュニケーション”をテーマに研修や講演を実施する戸田久実さんは、こう指摘する。「仕事では上下関係が明確なため、立場に合わせたコミュニケーションに悩んでしまいがちなんです」
だからこそ、“伝える技術”を身につける必要がある。「まず大切なのは、相手に伝えたいことを明確にすること。それが不明瞭なままだと誤解を招く恐れもあります。そして、過剰な遠慮をしない。
言葉を選んだりタイミングを見計らったりといった配慮は必要ですが、遠慮のしすぎは意図が伝わらない原因になります」
でも、それが難しい…。そこで、よくあるシチュエーションごとに、使えるコミュニケーションのコツをセレクト。このケーススタディを参考に、難所を乗り越えて!
待ち合わせに遅刻した謝罪より先に理由を言うと“言い訳”になる。