2019年9月29日 10:00
【クイズ】巨匠マネの絵に描かれた現実的にあり得ない部分はどーこだ?
この秋注目の美術展『コートールド美術館展魅惑の印象派』が上野の東京都美術館ではじまりました!
セザンヌやマネなど巨匠たちの代表作がロンドンから勢ぞろい。絵を見るだけでなく、読み解く楽しさも味わえる魅力の展覧会に迫ります!
名作がいっぱい!
【女子的アートナビ】vol. 158
みんな大好きな印象派。展覧会もたくさん開かれていますが、現在開催中の『コートールド美術館展』にも名作が勢ぞろい。かなりオススメです!
コートールド美術館というのは、イギリスの実業家、サミュエル・コートールド(1876-1947)が創設。繊維業で富を築き上げた彼は、印象派の作品収集を1920年代にはじめました。
今展のキュレーターを務めたコートールド美術館絵画部門学芸員のカレン・セレスさんによると、コートールドは美術の勉強をした人ではない、とのこと。コレクションを集めるにあたり、自分の感情に訴える作品や自分が一緒に暮らしたいと思う作品を自ら選んでいたそうです。
会場では、彼の家に絵が展示されている様子を撮った写真も紹介されています。
読み解きがおもしろい!
コートールドが収集した作品と一緒に暮らしたのは数年で、1932年には自ら設立した美術研究所に収集品を寄贈。