2020年3月25日 20:00
4人の夫たちが大反乱! 異文化の婿たち「想像を超えた現実」
そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。
フィリップ・ドゥ・ショーヴロン監督!
この連載では、4年前にもショーヴロン監督に取材させていただきましたが、今回もご自身の経験を含めて、国際結婚のさまざまな疑問にお答えいただきました。
―フランスは国際結婚率が非常に高い国ということもあり、このテーマは多くの共感を呼んでいるようですが、続編の反響はいかがでしたか?
監督今回も観客の反応はすごくよかったですよ。ある調査資料によると、フランスでは20%近くが異なる民族、人種、宗教間で結婚しているといわれています。フランス以外のヨーロッパ諸国ではわずか3%なので、その点においてフランスは“チャンピオン”と言ってもいいかもしれないですね。
―そのほかの統計でも、フランスは国際結婚の世界一だそうですね。そこには移民が多いという背景もあると思いますが、それによって現代のフランスが抱えている問題を教えてください。監督少し前のフランスでは、移民問題よりも政府に対する抗議活動である「黄色いベスト運動」のことばかりが取り上げられていましたが、いまはみんな新型コロナウイルスのことでみんな頭がいっぱい。