2020年4月5日 20:00
ハリウッドはドレスの着回しが常識!? 海外セレブの“エシカル活動”
エコなファッション、自家菜園のヘルシー&オーガニックな食材づくり、環境活動の喚起と、高感度なセレブたちは多方面でエシカルな活動に取り組んでいる。山縣みどりがその最新事情をレポート!
レッド・カーペットもGOグリーン!
今年の賞シーズンで目立っていたのが、サステナブル・ファッション。ホアキン・フェニックスは「無駄をなくすために、賞レース中は、同じタキシードを着続ける」と公言していた。英国アカデミー賞(BAFTA)は、ドレスコードを「エコ・コンシャス」に設定。
主演女優賞候補だったシアーシャ・ローナンのドレスをデザインしたグッチは、廃棄処分された生地を再利用したドレスをカスタムメイドし、話題に!しかもシアーシャ&グッチは、このドレスをアカデミー賞授賞式用にアップサイクル!
同じドレスを2回着るのはタブーという業界の常識にNOを突きつけたセレブにも注目が集まった。作品賞プレゼンターを務めたジェーン・フォンダは、クローゼットの奥から2014年のカンヌ映画祭で着用したエリー・サーブのドレスを引っ張り出したそう。監督としても活躍する女優エリザベス・バンクスは、ヴァニティ・フェア誌主催のオスカー・パーティで16年前に身につけたバッジェリー・ミシュカのドレスを着用。