2020年4月6日 20:00
外見主義は母親の一言が原因? 犬山紙子×長田杏奈が“ルッキズム”を鋭く分析
長田:“通学路で見た目ジャッジされる”って、まさにそれ。大奥か!
犬山:でもね、私が’11年に『負け美女』って本を書いたのは、そういうルッキズムへの皮肉から、だったの。「美人だったら人生イージーモードだろ?」って言ってくる人たちに、「そうではない!」と、あの本を通じて言いたかった。ただ、人に“負け”っていう言葉を使ったのは良くなかったと反省しています。
長田:あぁ~、私、犬山さんのオープンに反省するところ大好きだし、心から尊敬してる。人間は生きていればマイナーチェンジもするし、考え方も進化するでしょ?犬山さんは、その経緯や反省を、律儀にSNSだったり、こういう取材だったりで、「私はこう変わりました」って宣言する。その勇気とまっすぐさ、すごいと思う。犬山:そ、そうかな…。
でも私も、長田さんの著書『美容は自尊心の筋トレ』で書いているような考え方に、いつも励まされているよ?
長田:ありがとう(笑)。私、褒められたら、ありがとうがモットーなんだ。
いぬやま・かみこイラストエッセイスト、コメンテーター弊誌の連載「SanPakuちゃんのわがまま気まま愛のRoom」も大好評。著書も多数。『スッキリ』(日本テレビ系)