2020年6月16日 18:50
2020年後半はどうなる? 江原啓之「生き抜くために必要なこと」
ただ、この手のタイプは、“元から”そういう人です。コロナの問題が起こる以前から、愛のない人だったということ。「見ないふりをしていた本質」が今回、あぶり出されただけなのです。
自粛生活は誰にとっても辛抱の期間だったと思います。でも、周りと協力し合って乗り切ることができた人が大半。他者に対する愛があれば、たいへんなときだからこそ、協力することはできるものなのです。
それができなかったのだとしたら、この場合の選択肢は2つ。
「本質」に気づけたことを幸いと思い、距離を置くか。
あるいは、また目をつむって日常に戻るかです。
ちまたでは“コロナ離婚”も増えたそうですが、相手の本質が見えた結果、別々の道を歩む決断に至った人がそれだけ多かったのでは?
もちろん、いきなり別れを選ばずとも、いったん相手との距離を置いてクールダウンすることも可能です。ただその場合も、「コロナが終息したら、改心する」とは思わないこと。人の中身はそう簡単には変わりません。ですから、あぶり出された本質をどう受け止めるかをしっかり考えましょう。
「目をつむって見なかったことにする」という選択をした場合、結局その因果は自らに返ってきます。