2020年8月10日 19:40
ドクロがごろり… 派手な衣装で大活躍! 江戸時代のモテ職業とは?
背中側はこちら。能楽の「船弁慶」を題材にしたデザインが施されています。
このような刺子の半纏を着ていたのは、江戸時代の火消たち。火事の多かった江戸の町では、とび職の人たちが火消として活躍。燃え盛る火に立ち向かい、人や家財を守ってくれる彼らは、町の人たちにとってあこがれのヒーローでした。
ちなみに、これらの派手なデザインは裏地だけで、表側は地味な無地。火消たちは、無事に火を消すことができると半纏を裏返し、それぞれ凝った図柄を見せながら意気揚々と市中を歩いたそうです。
火消半纏が壁一面に並んでいます!人気絵師、歌川国芳が描いた錦絵をもとにした図柄もあり、原案となった錦絵も一緒に展示されているので、見比べるのも楽しいです。
YOSHIKIの「きもの」も…!
展覧会の最後に登場するのは、YOSHIKIがデザインしたYOSHIKIMONO。
老舗呉服店を営む家庭で生まれ育ったYOSHIKIは、日本の伝統文化であるきものを世界に紹介するため、自らデザイナーを務めるブランドYOSHIKIMONOを展開。現代の日本女性だけでなく外国人にも似合うきものを目指しているそうで、どれも超クールなデザインです!
特別展『きものKIMONO』は8月23日まで。