2020年8月29日 20:30
感染を防ぐには結局どうしたら…? 今さら聞けない「新型コロナ」の基礎知識
新型コロナウイルスの場合、ウイルスのついた手で無意識に目や口、鼻などを触って感染するケースが多いといわれています。空気中を漂うウイルスによる空気感染の可能性も指摘されていますが、今のところ定かではありません。いずれにせよ感染を防ぐには、消毒、うがい、手洗いで体に入るウイルスの量を減らすことが大切。それぞれ正しいやり方を身につけて、感染を防ぎましょう」
【手の消毒】
何かを触ったあと、食事をする前、トイレへ行ったあとは、手をアルコールで消毒してウイルスを減らそう。手を洗ったあとに消毒をする場合は、しっかり乾かしてから。水分があるとアルコールの濃度が薄まり、消毒力が落ちてしまう。
【うがい】
うがいをすると、喉についたウイルスが洗い流され、体に入る量を減らすことができる。ただし、うがいをする前に、必ず手を洗うこと。
ウイルスのついた手でコップや口元を触ると、かえって感染のリスクが上がる恐れが。
【手洗い】
洗う場所は、手のひらと手の甲と指。それに指と指の間、爪と指の間、手首も忘れずに。石けんやハンドソープをきちんと泡立てて15秒から30秒しっかり洗い、それから洗い流す。手を洗う前には、指輪などのアクセサリーをはずすこと。