2020年10月1日 19:00
ハンドクリームの正しい選び方 肌状態で配合成分を決めよう!
銀座ケイスキンクリニック院長・慶田朋子先生に、ハンドケアについて話を聞きました。
【ステップ1】やさしく丁寧に、汚れを落とす。
洗ったつもりでも洗いムラがあれば、手洗いの効果は半減。逆に洗いすぎてしまっても手荒れの原因に。
「心がけるべきは“隅々までやさしく”。指の間まで丁寧に洗ってすすぎ、決して水分を肌に残さないのが上手な手洗いのポイントです」
1:ぬるま湯で手を濡らし、石けんをよく泡立てる。
熱湯で洗うと、肌表面の潤いまで洗い流してしまうことに。逆に冷たすぎる水も、皮膚温度が低下して乾燥し肌荒れしやすくなるので要注意。
「適温は33~35度。人肌よりぬるいことを意識しましょう。洗う時に、摩擦を防ぐためにも、石けんはよく泡立てます」
2:指の間、指先、手首までやさしく洗う。
全体をくまなく洗うことが大切。
「指は一本ずつ洗い、指の間や親指まわり、手首まわりも忘れずに。水性の汚れであれば、爪やブラシなどでこそぎ落とさなくても十分落ちます。こすりすぎると肌のバリア機能が低下するので、泡で包み込むように丁寧に洗って」
3:洗い残しがないよう、しっかり洗い流す。
手についた菌をしっかり洗い流すためには、30秒はすすぐのがおすすめ。