2020年10月8日 20:50
“いつもそこにいてくれる”安心感が大事? ファンが抱く「好き」の正体
ただ、自分をしっかり持っていないと、自分と好きな対象を重ね合わせて依存してしまうケースもあるので注意」(臨床心理士・塚越友子さん)
人間性やスキルへの尊敬。
パフォーマンスや生き方への敬意が、愛へと形を変えるケースもしばしば。
「“なんでこんなに頑張っているんだろう。芸能界って大変そうなのに心が清らかに見えるのはなぜだろう”と、仕事への姿勢を尊敬し、好きになることはよくあること。特に最近はSNSなどを通じ、努力をしている姿や思いを赤裸々に発信する人が増え、それを知ることができるようになったことも大きいと思います」(ユッケさん)
「出演作品やライフスタイルなど、“ここがすごい”という思いを抱かせることができる人は、長く愛されると思います」(塚越さん)
人間同士の幸せな関係性に癒される。
“グループ萌え”という言葉のように、関係性への愛も。
「愛する人と、周りのメンバーやキャラクターが楽しそうにしている姿は、相手の幸せを願うファンにとってはまさに幸せの瞬間を目撃している状態です」(犬山さん)
「例えば、何らかの理由でグループ活動を休んでいる人とのエピソードを他のメンバーがあえて紹介することも。