2020年10月31日 18:30
3匹の黒猫が「アニマルシェルター」に潜入! 命をつなぐ保護施設のリアル 【前編】
アニマルシェルター『ライフボート』に潜入!
千葉県柏市の動物保護施設『NPO法人犬と猫のためのライフボート』では、保健所などの行政機関に持ち込まれ、殺処分される犬猫を一頭でも多く救うために、里親(新しい飼い主)を探す活動を行っています。
現在、『ライフボート』のシェルターでは、千葉県、茨城県を中心に全国7自治体から、年間1,000頭以上の子犬や子猫を受け入れています。行政機関と連絡を取り合いながら子犬や子猫の収容状況を確認し、毎週のように保健所に出向き、処分される可能性のある子たちをできるかぎり保護します。シェルターに引き取って、譲渡できる状態になるまで育てることができれば、家族を見つけてあげる可能性が高くなるからです。
ジジ 世間で美猫と名高い、私の出生の秘密を知りたいですって…? 私は、アニマルシェルター『ライフボート』出身なの。
1. 子猫隔離ルーム
ジジ ここは、シェルターに来た子が必ず一定期間過ごす、特別なスペースなの。病気の有無を調べて、毎日体重をチェックして、健康の管理をするのよ。ちびっこの時期は、冷えが大敵。室内の温度管理はとっても大事なの。全ての部屋に、温度センサーが取り付けられているのよ。