2021年4月18日 19:10
「その髪型いいじゃん」はNG!? 場を“ピリつかせない”会話術
たとえ相手が年下だったとしても、急な距離の詰め方をぶしつけだと捉える人がなかにはいるからです。人はどんな間柄でも、相手から尊重されたいものだと心得て」(大野さん)
また、親しい関係でも、適度な距離感は大切に。
「距離を縮めれば、相手と親しく心地いい関係になれると思いがちですが、それは逆。家族や恋人であっても、近すぎると支配関係になってしまう。ある程度の距離は保ちましょう」
例
Aさん:「初めましてです」
Bさん:BAD「よろしくね!」/GOOD「よろしくお願いします」
仕事やプライベート、また相手の年齢に関係なく、とにかく初対面では敬語を使うのが正攻法。また、会話の内容にも距離感を意識して。「たとえば『どこに住んでいるの?』『出身校は?』などプライバシーに関わる質問は慎重に。相手が何を失礼とするかわからないような関係性のうちは、避けたほうが安心です」(石原さん)
2、語彙力がない
ワンパターンの敬語や誤用にピリッと。
敬語を使っていればもちろん失礼はないけれど、それがワンパターンだと話は別。
「『させていただきます』に顕著ですが、同じ敬語を多用すると、言葉の意味が軽く聞こえて丁寧な印象が薄れてしまう。