2021年9月3日 20:10
寝言、歯ぎしり、金縛りや悪夢…睡眠トラブルの原因となる、3つのNG習慣
眠りに関して自分の体に起こっているトラブルをチェック。ちょっとした“あるある”として放置せず、睡眠向上のために見直してみて。作業療法士の菅原洋平さんが解説!
TRY
CHECK1:寝言に心当たりがある
睡眠の質の乱れにより脳の働きと体がつながってしまうことが。
睡眠中は、脳と体の動きの連絡は途絶えているため、脳内で運動の練習が行われたり、夢の中で体が動いても、実際には体は動かない。ところが睡眠が乱れると、途絶えているはずの連絡がつながってしまうことが。言葉を話す脳の活動と体が結びつくと寝言が発生。睡眠の質が改善されればなくなるけれど、叫んだり、無自覚に何か食べてしまったりする場合は、専門家に受診を検討して。
CHECK2:歯ぎしりを指摘される
歯ぎしりの原因となるカフェインの摂取を減らしてみよう。
ただの歯ぎしりと侮ることなかれ。実は、睡眠中に歯ぎしりをすると“マイクロアローザル”という、ごく短い覚醒状態が頻繁に発生!そのため昼間に眠くなってしまったり、起きてもイマイチ満足感がなかったり…。原因の一つとして考えられるのは、カフェイン。朝や昼間の眠気覚ましにカフェインを摂る習慣が、歯ぎしりを増強することも。