2021年9月18日 20:10
『MIU404』のドラマP・新井順子「人からの誘いは断らない」 その理由は?
「鍵っ子だったので、親が帰ってくる夜遅くまでずっとテレビを見られたんです。姉が4つ上だったのもあり、小学生には少し早い恋愛モノも見ていました。中3の文化祭では、自分で劇の脚本を書いて、配役も決めました。全校生徒の投票で順位が決まるので、クラスで一番のイケメンを主役にしたんです(笑)。その体験が楽しくて、高校を卒業したらドラマの世界に入ろうと、ドラマのエンドロールに出てくる制作会社に手当たり次第、電話をかけました。でも、どこでも『高卒での採用は厳しい。専門学校は出たほうがいい』とやんわり言われて、専門学校に行くことにして、1年の夏にはもうバイトとして現場に出ていました」
卒業後、狭き門の制作会社に就職し、本格的にドラマ制作の道へ。
「後から聞いた内定の理由は、本当かどうかわかりませんが『面接後、机の下に椅子を入れたのがあなただけだったから』だそう(笑)」
そう謙遜するが、小学校からのドラマへの愛や知識量、専門学校での現場体験が評価されたに違いない。
目指していた業界で、「ワーカホリック」と自覚するほど、ドラマ作りに邁進する日々で、新井さんに精神的な安らぎをもたらしてくれることは?
「旅行。