くらし情報『森崎ウィン、ブレイクまでの11年間…「僕以上に悔しがってくれる人がいた」』

2021年9月20日 20:10

森崎ウィン、ブレイクまでの11年間…「僕以上に悔しがってくれる人がいた」

スカウトされたのは14歳。『レディ・プレイヤー1』への出演が決まったのは25歳だ。その間のことを尋ねると、「目立った動きはなかったですね」と。しかし、その言葉に悲壮感も自虐も感じられない。

「ちょいちょい映像作品に出たりしていましたし、ダンスボーカルグループのメンバーとして活動したりもしていました。その頃は、学校行ったりバイトしたりしながら、放課後に仕事するみたいな、部活感覚だったんですよね。この先どうなるんだろうっていう気持ちはあったけれど、それでもやり続けていたのは、同じ立ち位置の仲間とか同じグループのメンバーがいたから。その頃はその頃でがむしゃらでしたけどね」

そんな時に舞い込んできたのが、ハリウッド大作映画『レディ・プレイヤー1』のオーディションの話だ。


「その当時は、海外作品に出ることを目標にしていたわけじゃなかったんです。ただ、僕のおばあちゃんがミャンマーで英語の先生をしていたのもあって、小さい時から英語に耳が慣れていたし、日本に来てからも母親が英語を教えてくれていたので、ラッキーでした。単純に、タイミングと運が良かったんだと思います」

しかしそれが大きく運命を動かす。

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