2021年10月3日 18:10
ぺこぱ“ツッコまない漫才”を生んだのは“プロポーズ”というネタだった!
松陰寺:ははははは。一番最初はプロポーズというネタで、俺が女性、シュウペイが男性を演じながらも、シュウペイまで女性になっちゃうというボケがある。それに対して「女性同士が結婚したっていいじゃないか」と言ったのが始まりです。“このネタにかける!”とかではなく、試しにやってみようかくらいの気持ちでしたね。あと、相方は、俺が書いた台本通りにやっているのに、ツッコまれて、否定されて、シュンとする役回りなのが変やなと思ったことがあって。それも“ノリツッコまない”スタイルが生まれた要因かも。
シュウペイ:僕、困り眉だから、シュンとしたように見えたのかな。最近は眉毛サロンに通っていい感じになってるので大丈夫で〜す!
松陰寺:今の発言、書いてあげてください。
ただ、「そういうのがあったっていい」と受け止めることは簡単にできるけど、それじゃ面白みがないし笑いは生まれない。だから、受け入れるにあたっての理由とロジックと共感を、テーマとしておいています。“そういう考え方もあるよね”と思ってもらえるやりとりを意識しています。
――漫才のネタを作る時は、松陰寺さんは脳内でシュウペイさんと掛け合いをしているという。