2021年10月17日 20:10
“台湾映画”の新潮流とは? 4人家族の崩壊と再生を描く受賞作も
主人公は、アニメオタクの心優しい青年。日本のアニメに夢中で、同じ趣味を持つ女の子に恋をする。彼女との甘い夢が実現しようとした矢先、思いもよらないことが起こり…。アニメオタクの青年が起こした事件を通して、現代社会の闇や貧困、孤独などを浮かび上がらせる社会派ミステリー。「台湾のオタク文化を題材にした映画はこれまでになく、その実態を知れるのが新鮮」(江口さん)
©2019 ANZE PICTURES Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVEDDVD発売中発売元:ディメンション販売元:ハピネット・メディアマーケティング
台湾映画の新潮流2:家族の絆が胸を打つ多彩なドラマ
一家の崩壊や疑似家族など、さまざまなカタチにどっぷり浸って。
『ひとつの太陽』(2019年)
家族としてのバランスを失った一家を巡る物語。ある事件で少年院送りとなった、チェン家の次男。問題児の彼を父は完全に見放し、医大を目指す長男に期待を寄せる。一方、母は2人の息子に等しく愛情を注いでおり、夫婦間は諍いが絶えない日々に。そんな一家が予想もしない事態に見舞われ…。「4人家族の崩壊と再生を描いた作品。