2021年10月24日 22:10
柳楽優弥「受験は人生に関わるものですし…」スーパー塾講師を演じる
子どもの進路はもちろん、家族にも多大な影響を与える中学受験。その実態を描くドラマ『二月の勝者‐絶対合格の教室‐』で、生徒を合格へと導くスーパー塾講師・黒木蔵人を演じる柳楽優弥さん。作中には、「中学受験は課金ゲーム」「親はスポンサー」など、過激な黒木の言葉が多く登場する。
「黒木は、ズバズバと正論を言う刺激的なキャラクターです。でもそれは、あくまで子どもの将来や進路のためであり、『凡人こそ受験勉強をすべき』など言ったことに対しては統計を出して納得させるから頼もしい。嫌われ役に躊躇なくなれることもすごいですしね。彼のような人が仕事の現場にいたら、心強いと思います。昔は生徒役で出ていたので、自分が先生を演じるというのは嬉しいですね。
鋭いことを言った時に、“お前に言われたくないよ”と思われないように努力しないといけないと思っています。子どもが来年、中学受験をするのですが、今、自分が興味のある題材の作品に参加することで、脚本の面白さがより輝くといいなとも思います」
黒木から学ぶことも多いという。
「たとえば、子どもを放っておくということ。信頼があってはじめてできることだし、すごく難しいけど必要だなと。