2021年11月3日 19:00
「日本に行きたくてしょうがないです」話題の監督ユニットが日本に注目する理由
と思っていましたが、僕たちも一緒に暮らしながらアートを作る生活を14年送ってきました。仕事だけでなく、私生活でもパートナーとして本当に幸せな日々を過ごしています。これは非常にユニークであり、ラッキーなことだと思いますが、それができているのはおそらくお互いの意見を尊重し合えているからです。
つまり、自分がしていることと同様に2人でしていることも、僕は信じていますし、それぞれの独特な視点があるからこそ、それが僕たちの形を作っているのだと感じています。これは本当に、恵まれたことですよね。
異なる視点を持っているのが2人の強み
―2人だからこその強みといえば、どんなところでしょうか。
レンツ監督僕たちは全然違うタイプの人間なので、異なる視点を持っているのは大きいことかなと。そのおかげで、観る人にとっておもしろくて、よりリアルな作品ができるのだと感じています。
ブッシュ監督確かにそうだね。あと、彼はコネチカット州出身の白人で、私はテキサス州出身の黒人とまったく違うけれど、同じ価値観を分かち合っています。もしかしたら、それが絆となっているのではないでしょうか。作品を生み出す大きな要因となっているのも、そういった価値観から来ているものですから。