2021年11月3日 19:00
「日本に行きたくてしょうがないです」話題の監督ユニットが日本に注目する理由
なかでも注目してほしい場面のひとつとして挙げるなら、奴隷仲間となるジュリアが最初にプランテーションに着いたときの言動も、ある種のヒントになっていると言えるのではないかなと。
観客のみなさんにはなるべく劇場に行って、最初から最後まで何も見逃すことなく、じっくりと観ていただきたいです。そうすれば、ラストにはものすごいカタルシスを味わえると思っています。
―みなさんには、ぜひ隅から隅までしっかりと観ていただきたいですね。主演のジャネール・モネイさんは圧倒的な存在感を放っていましたが、実際にご一緒されてみていかがでしたか?
レンツ監督今回はあらゆる瞬間に、彼女のすごさを感じました。なかでも、彼女がジュリアを小屋で見つけたときに浮かべる表情は、本当に素晴らしかったですね。それからクライマックスで、夫にあることを告げるシーンでは、彼女の希望でもう一度撮り直しましたが、おかげでインパクトのあるいいシーンにすることができました。
―これまでユニットとして活動されていますが、うまくやっていく秘訣はありますか?
ブッシュ監督僕は子どもの頃に、画家のディエゴ・リベラとフリーダ・カーロのパートナーシップを見ていて、「何てすごいんだろう」