2021年11月11日 18:30
塚地武雅「地方に別荘を持ち、理想のお嫁さんと…」50歳を目前に語る夢
最近は地方の暮らしに憧れているので、ゆっくりと過ごしていけたらいいなと思っています。
インタビューを終えてみて……。
塚地さんの笑顔にこちらまで笑顔になり、笑いと癒しをたくさんいただいた取材となりました。あれほどの名演技を披露し、周囲から絶賛の声が届いているにもかかわらず、不安な思いを抱えていらっしゃるのは意外でしたが、謙虚な姿もまた塚地さんの魅力。俳優・塚地武雅さんの素晴らしい熱演は必見です!
人生を豊かに育ててくれるのは、人との間に生まれる絆
何気ないささやかな日常のなかにある幸せや親子の深い愛に、心の奥がじんわりと温かくなるのを感じられる本作。偏見にとらわれ、人間関係が希薄になりがちな現代で、他者と向き合うからこそ得られる喜びについても改めて考えさせてくれる珠玉の物語です。
写真・山本嵩(塚地武雅)取材、文・志村昌美
ストーリー
都会の古民家で占い師として生計を立てている山田珠子は、自閉症の息子・忠男と二人暮らし。ささやかな毎日を送っていたが、息子が50回目の誕生日を迎えた日、母はこのままでは共倒れになるのではないかと気がつく。
悩んだ末、珠子はグループホームに忠男の入居を決めるが、環境の変化に戸惑った忠男は、ホームを抜け出してしまう。