2021年11月11日 18:30
塚地武雅「地方に別荘を持ち、理想のお嫁さんと…」50歳を目前に語る夢
撮影中も監督と役者さんはモニターでチェックをされていますが、僕はそれさえも見ることができません。「ああ、俺が邪魔してるわ」と思っちゃうので。だから、試写とか見てられないですね。ほかの方のシーンは「素晴らしいな」と楽しめるんですが、自分が映ると「登場するな!」と言いたくなりますから(笑)。
―コントのときも、そうなりますか?それとも、役者のときは別の感覚なのでしょうか。
塚地さんそう言われたら、コントのときはしっかりチェックしてますね。たとえば、「もっとこの表情をしたほうがウケるな」とか「この画角ならこっちの動きのほうがいいな」とか考えますから。ウケるためなら何でもできるので、欲深い人間ですね(笑)。
―つまり、基準となっているのは、ウケるかどうかであると。
塚地さん僕のなかで大きくは一緒ですが、分けているとすれば、映画やドラマはリアリティで、コントはどこかファンタジー。役者のほうはリアルな自分により近いから見ていられないのかもしれないですね。
加賀まりこさんは、本当のお母さんのようだった
―なるほど。リアルといえば、今回は加賀まりこさんとのかけあいは本当の親子のようでした。