くらし情報『塚地武雅「地方に別荘を持ち、理想のお嫁さんと…」50歳を目前に語る夢』

2021年11月11日 18:30

塚地武雅「地方に別荘を持ち、理想のお嫁さんと…」50歳を目前に語る夢

たとえば、自閉症の方の大半が忠さんと同じように、時間に正確だったり、ものすごい几帳面な性格だったりするというのは驚きました。そういったさまざまな特徴を知ったうえで、しっかり役作りに臨めたので、自閉症のみなさんと会う前と会ったあとでは、演じ方もかなり変わったと思います。

―塚地さんは文字や数字に色がついて見えたりする「共感覚」の持ち主で、珍しい現象とされているそうですが、ご自身が演じる役を色で考えることもあるのでしょうか。

塚地さん子どもの頃から、名前と人が合わさると色は見えますね。でも、ただ色が見えるだけ。この話をすると「私って何色ですか?」と尋ねられることも多くて、「その色はどういう意味ですか?」と聞かれちゃうんですが、僕も理由は何もわからないんですよ……。

―オーラが見える人と間違えられているのでは?

塚地さんそうなんですよ!「わからない」と伝えると、毎回がっかりされるので、それが嫌でだんだん僕も言わなくなってきてますね。

―確かに、それはちょっとつらいですね。


塚地さんイメージとしては、着ている服の色みたいに見えるだけなので、「あの人は赤いシャツを着てる人」くらいの感覚です。

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