2022年1月5日 19:00
【調査】コロナ禍が“つながり方”を見直すきっかけに…読者世代の人間関係を分析
プライベートなつながりと、パブリックなつながりを切り分けて。
(2)孤独と孤立の違いを知ろう。
(3)つながりを感じる対象は人だけじゃない。
私たちは、プライベートな関係性と、パブリックな関係性の両方を持って生きています。社会で生きていくためにはパブリックなつながりも欠かすことができませんが、無理する必要もありません。パンデミックの影響でパブリックな割合が減ってきた今、プライベートで大切な人は誰だろう、その人とどんな関わり方をしていきたいだろうと考えることが、自分にとって心地よいつながり方を見つける近道になるはずです。
コロナ禍で物理的な交流が極端に減りました。社会に居場所がなかったり、誰とも心の結びつきを感じない“孤立”状態は心配ですが、一人で寂しいけれど誰かと心はつながっていると思える“孤独”状態ならきっと大丈夫。
孤独であること自体は悪いことではありません。
それに、人間は場所にだって物にだって愛着を感じることがあります。他人から見たらガラクタでも、本人にとっては宝物だったり。つながりというと人間関係を思い浮かべることが多いですが、自分が絆やつながりを感じられるのであれば、それが何であってもいいと思います。