2022年3月3日 19:30
堀田真由「人生は何があるかわからない」10代で上京した自身を振り返る
わからないことだらけでしたが、「全部にぶつかっていこう!」くらいの思いで挑みました。
―初めてのアフレコ現場ということで、驚いたこともあったのではないかと思いますが。
堀田さんそうですね。いつもはすべてのセリフを頭に入れた状態で現場に行くので、台本を見ながらお芝居をする感覚は不思議でした。台本の持ち方から立ち方、ページをめくるタイミングまでびっくりすることはたくさんありましたが、いろいろと学ぶことは多かったです。
努力していれば、無駄になることはない
―ご自身もたまきと同じように、10代で滋賀から単身で上京を経験されています。演じるうえで、当時のことを思い出すこともあったのでは?
堀田さん私の場合は、夢を叶えるために出てきたので、そのとき抱えていた思いはたまきとは少し違うかもしれませんが、「人生は何があるかわからないな」という気持ちは近いと感じました。
―たまきは偶然の出会いから思いがけない方向へと人生が進んで行きますが、ご自身にも似た経験があったということですか?
堀田さん私は自分の意志でこの仕事を選びましたが、最初は受かると思っていなかったので、「とりあえずオーディションに行ってみよう」