2022年2月27日 18:30
今日は花粉がひどい…そんな時に食べたい「花粉症対策フード」4選
耳鼻科系の弱い人は苦労する時期ではないでしょうか。漢方では、アレルギー体質を「肺腎陰虚」と表現します。そこで、バリア機能を担う「肺」と鼻水や痰の生成に関わる「腎」の働きを整える食薬習慣を紹介します。
食薬ごはん【タコと新玉ねぎのカルパッチョ】
今回必須なのはカルパッチョに使う、「肺」を助ける玉ねぎと、「腎」を助けるアマニ油です。両方に炎症を抑える働きがあるので、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状で困っている人におすすめです。タコなど好きなお刺身とみじん切りにした玉ねぎをお皿に並べ、アマニ油、レモン汁を回しかけ、全体に塩をふったら完成です。ディルやピンクペッパー、刻んだイチゴやグレープフルーツ、ミニトマトなどを添えてもよいですね。
玉ねぎ
玉ねぎには、硫化アリルという辛み成分が含まれています。
この成分は、鼻づまりやくしゃみなどで起こした鼻の炎症を抑える働きがあり、鼻の粘膜の血管を収縮させ鼻の通りをよくしてくれます。ただ、香り成分なので、玉ねぎを水でさらしてしまっては辛みがなくなってしまうのでNG。新玉ねぎはみずみずしく甘味も強いので、玉ねぎ特有の辛みも楽しみながら食べるとより鼻づまりに効果的です。