2022年3月1日 19:15
“ひな祭り”には何を食べる? 「縁起のいい食べ物」と「それぞれの意味」をご紹介!
上手に炒るとお米がポップコーンのようにはじけて、まるで白い花が咲いたかのような姿になるのです。このとき、お米が大きくはじけると大吉、そうでなければ凶という風に占っていたそうです。
技術が進んだ現代では大きくきれいに弾けたものしか市場に出回らないので、ひなあられはすべて大吉と言えるでしょう。とても縁起がいいので、ぜひ食べてみてください。
2、ハマグリのおすまし
ひな祭りには、ハマグリをお吸い物やおすましにして食べる習慣があります。
ハマグリというのは2枚で1組の貝で、最初から対になっている片割れとしかぴったり重ならないことから、運命の2人を表す食べ物であると考えられるようになりました。
ハマグリは漢字で「蛤」と書きますが、まさにこのことを表しているような字と言えるでしょう。
ちなみに、「磯の鮑の片思い」といって、同じ貝でもアワビは結ばれない2人を表します。
そのため、豪華にしたいからといってアワビでお吸い物を作るのは考え物かもしれません。3、菱餅
3色に彩られた美しい菱餅も、ひな祭りを代表する食べ物です。諸説ありますが、緑は春に芽吹く草を表し、白は純潔な心、そして赤は桃の花を表しているとされています。