2022年3月5日 19:40
一級建築士が教える! 「地震に強い賃貸物件」の特徴
でも、心理的にちょっと不安になりますよね。余計な心配をしたくなければ、わざわざ埋立地エリアに住まなくてもいいと思います。
以上、大まかに4つのポイントをご紹介しました。ほかに柱は多いほうが安全、1階が駐車場やピロティ(広々とした空間)だと危険、ということも言われますが、それらには築年数が大きく関わってきます。旧耐震基準で建てられたものでしたら、柱は多くても強度が弱ければ倒壊の可能性は高いですし、反対に、新耐震基準で建てられたものであれば、1階が駐車場やピロティであっても倒壊の危険は低いです。自分なりに安心して暮らせる物件を見つけて、気持ちよく新生活を始めましょう。
「地震に強い賃貸物件」ポイント4つをおさらい
教えてくれた人
リクドウさん一級建築士。設計事務所の管理建築士。
普段の仕事は、公共、商業施設の設計がメイン。住まいに対するモットーは「自分らしくいられる、憩いの空間であるべき」。
※国土地盤情報検索サイト”KuniJiban”
©Lesia_G/Getty Images
文・伊藤順子
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