2022年6月28日 20:30
福原遥「みなさんに寄り添えるような歌を歌っていきたい」1stアルバムに込めた想い
自分の心が動いて歌っていても、歌い方次第で全然伝わらないんだなとか、ささやくような感じで歌うと曲にのって伝わりやすいんだなということがわかって。まだできていないんですが、自分なりに考えながら、曲ごとにある物語に強弱をつけながら歌うのが、すごく楽しいです。
――そういったテクニカルな面でも、今回のアルバムは楽しんでやり遂げたんですね。
そうですね、小さい頃から歌も得意じゃなく自信もなかったので、いままでは正解を求めて「うまく歌わなくちゃ」と思っていました。でも、この間、わたしの音楽のほうのYouTubeチャンネルにHiplinさんに来ていただいたことがあって。一緒に歌うときに、緊張してますます自信がなくてと伝えたら、「歌に正解も何もないから楽しく気持ちを込めて歌えばいいんだよ」と言っていただいたんです。それで「ああ、その通りだな」と感じて、いまはどれだけ自分の気持ちを伝えて、いい気分でその1曲を歌えるかが大事だなって、楽しみたいなって思っています。
――そういう意味で一番挑戦しがいのあった曲はどの曲でしたか。
やっぱり「道標」ですね、音楽の楽しさをあらためて感じた曲でした。あと「シャボンの人」